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男子テニスツアーのクラロ・オープン(コロンビア/ボゴタ、ハード)は21日、シングルス決勝が行われ、I・カルロビッチ(クロアチア)がA・ファリャ(コロンビア)とのノーシード対決を6-3, 7-6 (7-4)のストレートで制し、今季初の優勝を飾ると同時に通算5度目のタイトルを獲得した。
この試合、カルロビッチは208cmの長身を活かして16本のサービスエースを放ち、ファーストサーブが入った時には84パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ファリャに1度もブレークチャンスを与えなかった。さらに、1ブレークに成功したカルロビッチが、今季初タイトルを手にした。
また、今回の優勝により22日付の世界ランキングでは、前回から68上げ87位を記録した。
34歳のカルロビッチは怪我によりツアーから離れるも、先週行われたホール・オブ・フェーム・テニス選手権で復帰を果たしていた。
カルロビッチの名が知れ渡ったのは2003年のウィンブルドンで、当時世界ランク1位で前年度チャンピオンのL・ヒューイット(オーストラリア)を下す大番狂わせを起こした。さらに、2008年のアメリカのシンシナティで行われたマスターズ1000大会ではR・フェデラー(スイス)を破っており、自己最高ランクは同年8月に記録した14位である。
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