- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

【コラム】無冠の王者が手にすべきタイトル◇第5弾 2012激闘シリーズ その8

本日も2012年のテニス界「激闘シリーズ」最終章をお届けします。今回は全米オープン男子決勝のA・マレー(英国)N・ジョコビッチ(セルビア)の試合です。

今年、両者は全米オープンを迎えるまでに4度対戦していた。全豪オープンとソニー・エリクソン・オープン男子はジョコビッチ、バークレイズ・ドバイ・デューティフリー・テニス選手権とロンドンオリンピックはマレーがそれぞれ勝利し、互いに2勝2敗。

決勝戦前、ジョコビッチは「アンディは本気でタイトルを狙ってくるだろうね。でも、僕も勝ちたいから同じ気持ちを持っているよ。」

対するマレーは「決勝は信じられないくらいタフな試合になると思うよ。彼(ジョコビッチ)はハードコートが得意な選手だからね。でも、僕はグランドスラムで優勝したいんだ。」

加えて「今年のウィンブルドン決勝で負けてから、余計に勝ちたいという想いが強くなった。今度こそ優勝する。」と、意気込みを語っていた。

《「マレー、初タイトル獲得ならず」過去記事はこちら》

大会2連覇を目指すジョコビッチとグランドスラム初優勝を狙うマレーは、全米オープンで壮絶な決勝戦をすることとなる。

【第1セット】
第1セット、両者2ブレークを奪い合い、タイブレークヘ突入する。タイブレークでは我慢のラリー戦が続くも、このセットで6度目となるセットポイントをものにしたマレーが雄叫びをあげ、1時間27分でこのセットを先取する。

【第2セット】
第1セットを奪ったことにより勢いに乗ったマレーは、第2ゲームと第4ゲームでブレークに成功、ゲームカウント4-0とリードを広げる。

サービング・フォー・ザ・セットのゲームではジョコビッチにブレークを許すも、第12ゲームでマレーが粘りのあるプレーをみせブレークに成功し、セットカウント2-0と四大大会初優勝まであち1セットと迫る。

【第3セット・第4セット】
あとがなくなったディフェンディングチャンピオンのジョコビッチは、第2ゲームで最後鮮やかなバックハンドのドロップボレーを決めると息を吹き返し、第3セット・第4セットでマレーに1度もブレークを許さず、セットカウント2-2とし、勝負の行方は第5セットへ突入する。

【第5セット】
マレーとしては2セットアップから2セットオールに追い付かれ嫌な流れだったが、ジョコビッチの強烈なフォアハンドに対しバックハンドのスライスで返球し粘ると、最後凡ミスを犯したジョコビッチにより、マレーが第1ゲームでブレークする好スタートを切る。

あとはサービスゲームをキープするだけというプレッシャーがかかるマレーだったが、決して弱気にならず、ゲームと取る度に叫んで自分自身を奮い立たせた。

グランドスラム初タイトルが徐々に近づくマレーは、ジョコビッチのミスなどが重なり、第3ゲームもブレーク、ゲームカウント3-0とさらにリードを広げる。

その後、ジョコビッチにブレークバックされるも、第7ゲームでもブレークしゲームカウント5-2と、これをキープすると優勝というサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップのゲームを迎える。

そして、遂にサービング・フォー・ザ・チャンピオンシップ・ポイントを手にしたマレーは、最後ジョコビッチのリターンがアウトし、4時間54分で悲願のグランドスラム初優勝が決まった。その瞬間マレーは、コートにしゃがみ込み、信じられないという表情をみせた。

5度目のグランドスラム決勝で、タイトルを手にすることができたマレーは「ノヴァークは本当に、本当に強い。最後の最後まで諦めずに戦ってくる。どうやってこの勝利を手にしたのかわからないよ。」

大会連覇を逃したジョコビッチは「アンディのグランドスラムでの初優勝を祝福したい。彼はチャンピオンに相応しい。全てを出し尽くしたよ。誇りに思える素晴らしい試合だった。」と、優勝のマレーを称えた。

マレーのこの優勝には多くの偶然が重なった。今年からコーチとして招いた元世界ランク1位のI・レンドル(アメリカ)も、グランドスラム5回目の決勝戦で初優勝を飾り、そのレンドルがM・ビランデル(スウェーデン)と行った1988年の今大会決勝戦に記録された最長試合は、マレーとジョコビッチの試合と同じ4時間54分だった。

《「マレー、コーチのレンドルについて語る」過去記事はこちら》

今シーズンのマレーは、ウィンブルドンでR・フェデラー(スイス)に敗れ準優勝に終わるも、ロンドンオリンピックのシングルスで金メダル・ミックスダブルスで銀メダル、さらに全米オープンで念願の四大大会タイトル獲得。2013年は今年以上の結果を残せるかに期待がかかる。

【明日12月19日(水)は、今年飛躍した伊藤竜馬(日本)を特集します】

○過去のコラムはコチラ○

【激闘シリーズ】
《「王者ジョコビッチの意地◇第5弾 2012激闘シリーズ その1」はこちら》

《「錦織、2セットダウンからの生還◇第5弾 2012激闘シリーズ その2」はこちら》

《「4度の絶体絶命を振り切った王者◇第5弾 2012激闘シリーズ その3」はこちら》

《「5度目の正直は「あと1歩」が遠かった◇第5弾 2012激闘シリーズ その4」はこちら》

《「「40時間くらい」と思わせるフルセットマッチ◇第5弾 2012激闘シリーズ その5」はこちら》

《「「王者の椅子を譲る時、そして運命を分けた1ポイント◇第5弾 2012激闘シリーズ その6」はこちら》

《「「土壇場からのアンビリーバブル◇第5弾 2012激闘シリーズ その7」はこちら》

【新星選手シリーズ】
《「フェデラーを脅かし、クレイステルスを破った若手達◇第4弾 2012新星選手シリーズ その1」はこちら》

《「ナダルを打ちのめした恐ろしい男◇第4弾 2012新星選手シリーズ その2」はこちら》

《「これぞ「快進撃」と言わしめた男◇第4弾 2012新星選手シリーズ その3」はこちら》

【フェデラーシリーズ】
《「フェデラー、王者奪還なるか◇第3弾 2012フェデラーシリーズ その1」はこちら》

《「フェデラーに神が降りる◇第3弾 2012フェデラーシリーズ その2」はこちら》

《「フェデラー「グランドスラムで優勝したくらいの感情」◇第3弾 2012フェデラーシリーズ その3」はこちら》

《「フェデラー、勢い止められずタイトル逃す◇第3弾 2012フェデラーシリーズ その4」はこちら》

【引退選手シリーズ】
《「貴公子フェレーロ、やっと手にしたビッグタイトル◇第2弾 2012引退シリーズ その1」はこちら》

《「完璧主義者のフェレーロ、最後は涙のフィナーレ◇第2弾 2012引退シリーズ その2」はこちら》

《「ロディック、ギルバートと手を組み栄冠◇第1弾 2012引退シリーズ その1」はこちら》

《「ロディックに「フェデラー」という壁が立ちはだかる◇第1弾 2012引退シリーズ その2」はこちら》

《「フェデラー最大の被害者となったロディック「自分がどう感じるかが重要」◇第1弾 2012引退シリーズ その3」はこちら》

(2012年12月18日16時59分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

8月13日

全仏Vの平木理化、別事件で再逮捕 (22時05分)

伊藤あおい 敗退で世界ランク急落へ (16時52分)

島袋将 深夜1時49分に惜敗で予選敗退 (15時50分)

大坂なおみ 疲労で次戦欠場「残念」 (14時46分)

錦織圭 深夜の死闘で逆転負け 予選敗退 (13時42分)

世界8位 難敵退け初の決勝進出 (13時32分)

【1ポイント速報】錦織圭vsトランジェリティ (12時12分)

世界10位 マスターズ連覇に王手 (11時59分)

錦織圭 現地22時過ぎるも試合へ (11時00分)

ナカシマ 熱戦制しマスターズ決勝進出 (10時12分)

坂本怜 崖っぷちから死闘制し逆転勝ち (8時55分)

錦織圭 予選決勝は悪天候で開始遅延 (6時51分)

8月12日

マスターズ4強、全員25歳以下 (19時09分)

島袋将 勝利も望月慎太郎と対戦ならず (15時38分)

伊藤あおい 50分の圧勝劇で本戦王手 (13時49分)

大坂に逆転勝ちの世界2位「必死」 (12時19分)

大坂なおみ 世界2位に惜敗、ラケット蹴り警告 (11時13分)

錦織圭 激闘制しマスターズ本戦王手 (9時46分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsルバキナ (8時33分)

【1ポイント速報】錦織圭vsコメサナ (7時25分)

大坂なおみ 3連戦 組合せ決定 (5時20分)

8月11日

松岡隼 日本勢対決制し初戦突破 (14時28分)

怒涛の8ゲーム連取で逆転勝ち (13時43分)

錦織圭 日本Jrに一言「ないです笑」 (12時50分)

世界8位 圧勝で3年ぶり4強 (10時10分)

錦織圭 先月ツアーVの22歳新鋭と練習 (9時18分)

錦織圭 初戦は世界107位に決定 (7時19分)

8月10日

辻岡史帆がV 東レPPO予選出場権獲得 (14時56分)

愛知・名古屋アジア競技大会とパラ競技大会、アシックスが日本代表ウエアを発表 (14時21分)

波乱のマスターズ 8強出揃う (13時50分)

大坂なおみら 8強出揃う (12時50分)

前年王者がフォンセカ撃破し8強 (10時42分)

大坂なおみ 世界2位と対戦「楽しみ」 (10時02分)

大坂なおみ、ルバキナと初対戦へ (9時48分)

大坂なおみ 2年連続8強、次戦は世界2位 (9時31分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsフェルナンデス (8時11分)

シナー、マスターズ2大会連続欠場  (7時55分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!