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男子テニスツアーのBMWオープン（ドイツ/ミュンヘン、賞金総額３９万８２５０ユーロ、クレー）は月曜日から開幕し、シングルス１回戦２試合を行い第５シードのＢ・トミック（オーストラリア）がＯ・ロクス（ベルギー）を6-4, 6-3のストレートで下し、今大会のデビュー戦を白星で飾った。

世界ランク３３位のトミックは同６６位のロクスに対し、第１セットでは１度ブレークを許すも２度のブレークに成功し先取。第２セットでは１度もブレークポイントをロクスに与えなかったトミックは、１度ブレークをロクスから奪うとわずか６８分のストレートで今大会のデビュー戦を勝利で飾った。

「ベースラインから良いショットが打てました。」と語るトミックは試合を通して９本のサービスエースを記録していた。「とてもサーブの調子が良かったです。そして大切なポイントで良いプレーも出来ました。ＡＴＰツアーでシード選手として出場する事はちょっと違った気分ですが、２週間前のクレーでの初めての大会の時よりは自信が付きました。良いプレーをして、上位進出するチャンスがあります。」と自身のプレーに好感触だった。

もう一方の試合では、Ｓ・ヒラルド（コロンビア）がＳ・ダルシス（ベルギー）を6-4, 6-3で倒した。

世界ランク５３位のヒラルドは同６７位のダルシスに対し、この日は１度もブレークを許さず、各セットで１度ずつのブレークをダルシスから奪うと、わずか７６分のストレートで勝利、２回戦進出を決めた。

準々決勝進出を懸けてトミックはＰ・スタラーチェ（イタリア）と予選勝者のＤ・ゴファン（ベルギー）の勝者と、ヒラルドはＡ・ファリャ（コロンビア）とＭ・バッヒンガー（ドイツ）の勝者と２回戦で対戦する。

今大会、上位４シード選手は１回戦が免除されており２回戦から登場する。第１シードはＪＷ・ツォンガ（フランス）、第２シードにＦ・ロペス（スペイン）、第３シードがＭ・チリッチ（クロアチア）、第４シードにＰ・コールシュライバー（ドイツ）と続く。

今大会の優勝賞金は７万１９００ユーロ。