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男子テニスツアーのキャンベル殿堂テニス選手権(アメリカ/ニューポート、賞金総額44万2500ドル、芝)は9日、シングルス準決勝2試合が行われ、第1シードのJ・アイズナー(アメリカ)が第8シードのT・カンケ(ドイツ)に7-5, 7-6 (7-4)のストレートで勝利、決勝に進出した。
第1シードは優勝できないというジンクスがある今大会、アイズナーは決勝で第6シードのO・ロクス(ベルギー)とタイトルを争う。3年連続となる準決勝進出を果たしていたロクスは、M・ヤニ(アメリカ)を6-2, 6-4で破り、2年連続の決勝進出を決めていた。
キャリア通算6度目のツアー決勝進出となったアイズナーは「彼はこのサーフェスでは汚い選手だ。もちろん、褒め言葉だよ。」と、ロクスを評した。
身長205cmと長身でサーブを武器とするアイズナーに対し、167cmとツアーでも低い身長であるロクスであるが、ボールが低く滑るようにバウンドする芝のコートではアドバンテージがあると考えられている。
「失うものは何もない。」とロクス。「彼は長身選手ならではの利点がある。プレーが始まれば、こちらは低くプレーできます。このコートでは、良いプレーが出来ます。僕らは全く正反対のプレーをするでしょう。」
この日の試合前には、グランドスラム8勝を記録し、1999年の全仏オープンで生涯グランドスラムを達成したA・アガシ(アメリカ)のテニス殿堂入りのセレモニーが行われていた。
今大会の優勝賞金は7万6500ドル。
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