女子テニスツアーのガシュタイン女子(オーストリア/バートガシュタイン、賞金総額22万ドル、クレー)はシングルス2回戦の残り4試合を行い、第1シードのA・コルネ(フランス)がP・メイヤー(オーストリア)を3-6, 6-4, 6-1の逆転で下すなど、ベスト8が出揃った。
世界ランク28位のコルネは第1セットを第2サーブで1ポイントも取れずに同75位のメイヤーに先取されるが、徐々にリズムを取り戻し逆転で勝利を上げた。1大会で2試合連続しての勝利は2月のドバイ大会以来となるコルネは、この日N・ヤゴステラ=ビベス(スペイン)を6-0, 6-3で下したB・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ共和国)と準々決勝で顔を合わせる。
同127位のザーロバ・ストリツォバは、サーブに苦しむ同102位のヤゴステラ=ビベスから5度のブレークを奪い、76分で8強入りを決めた。ヤゴステラ=ビベスは、第1サーブはわずか34%しか入らず、ダブルフォルトを9回も犯すなど、全くリズムを作れなかった。
その他の試合では、I・オラル(ルーマニア)が第3シードのS・バンマー(オーストリア)を4-6, 6-2, 6-1で倒す金星を上げた。同22位のバンマーは、第2セットだけで5度のダブルフォルトを記録するなどサーブの調子を崩し、第3セットでは同66位のオラルから9回のブレークポイントを掴むも1度もブレークできず、逆に2度のブレークを喫して敗退した。バンマーは先週のECMプラハ・オープンで自身2度目のツアー優勝を飾っており、ベスト4入りを懸けて第6シードのM・リバリコワ(スロバキア)と対戦する。
残りの試合では第4シードのI・ベネソバ(チェコ共和国)が試合途中で、左太腿を痛め棄権を申し入れ大会を後にした。同30位のベネソバは同98位のA・ペトコビッチ(ドイツ)と対戦中、ペトコビッチが第1セットを6-1で先取したところで棄権し、今季初のWTAツアーでのベスト8入りを果たした。準々決勝では第7シードのA・グローネフェルド(ドイツ)と対戦する。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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