HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
女子テニスツアーのコモンウェルス・バンク・テニス・クラシック(インドネシア/バリ、賞金総額22万5000ドル、ハード)は13日、シングルス準決勝が行われ、ノーシードの17歳、T・パスゼック(オーストリア)が、第1シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)を6-2, 5-7, 6-4で破り、決勝に進出した。
試合後の会見でパスゼックは、「彼女(ハンチュコバ)は、本当に良いプレイヤーで、良いプレーをしなければと分かっていました。ここバリでは本当にエンジョイしています。もう10日間ここに居て、良いルーティンの中に居ます。」と、キャリア2度目の決勝進出の喜びを語った。
世界ランク85位のパスゼックは、決勝で第2シードのP・シュニーダー(スイス)の対戦することが決った。29歳のシュニーダーは、第4シードのN・ペトロワ(ロシア)を7-5, 6-1のストレートで下し、決勝進出を果たしている。
パスゼックは過去、シュニーダーと2度対戦しており、1勝1敗と五分の成績を残している。そのことについてパスゼックは、「私たちは過去に接戦を経験しています。去年の全米オープンでは、ファイナルセット7-6でした。彼女は良い友達の一人で、お互いに1時間しか離れていない所に住んでいるし、時々練習もします。大変な試合になるでしょう。」とコメントした。
キャリア24回目のツアー決勝進出を決めたシュニーダーは、「ここ数週間は本当に良いプレーができている。ここでの決勝に初めて進出できて満足しています。」とコメント。今年の全米オープンでベスト8に進出していたシュニーダーは、この大会でここまでセットを落としていない。
現在世界ランク13位のシュニーダーは、キャリア通算で10勝を挙げているが、2005年以降はタイトルを獲得していない。一方のパスゼックは、2006年にキャリア初優勝を挙げて以来となる、ツアー決勝進出となる。15歳9ヶ月8日で、ツアー優勝を果たしたパスゼックは、史上7番目の若さでタイトルを獲得、また、当時世界ランク259位での優勝は、3番目に低いランキングでの優勝だった。
今大会の優勝賞金は3万5000ドル。
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.