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(アメリカ、オハイオ州シンシナティ)
WSファイナンシャル・グループ・マスターズ(賞金総額245万ドル)で、現地18日、R・フェデラー(スイス)とL・ヒューイット(オーストラリア)が準決勝で対戦し、大接戦となったがフェデラーが6-3, 6-7 (9-7), 7-6 (7-1)と最後のタイブレークを制して決勝進出を決めた。
両者はこれが20回目の顔合わせで、フェデラーの11連勝となったが、先週のロジャーズ・カップ準々決勝で対戦した際にはストレート試合だったのに対し、この日の試合はまさに激戦となった。第1セットを取った時点でフェデラーの快勝かと思われたが、第2セットはタイブレークの結果ヒューイットが勝ち取り、第3セットへもつれ込むことになった。同セットでも先にブレークを決めたのはヒューイットで、もしやの波乱に期待も持たれたが、結局はタイブレークでフェデラーが6ポイント連取して試合に終止符を打った。
敗れたヒューイットは、「今日の試合は収穫も多かった。先週のストレート負けに比べると自分のプレーも向上したことが分かる。でもフェデラーを相手に勝つには、わずかなチャンスでも活かして、かつスキを見せたらだめだ。ただ、自分の好きなアメリカのハードコートで調子を上げて、フェデラーやR・ナダル(スペイン)のような選手と互角に戦えるようになれば、僕にもチャンスが来るという自信が沸いてきた。」と、負けはしたが満足した内容だったと語った。
フェデラーは今大会は2005年に優勝しており、今年は2年ぶりの優勝を狙っている。
決勝では、この日のナイターで行われる第5シードN・ダビデンコ(ロシア)と第9シードJ・ブレーク(アメリカ)との勝者と対戦する。
フェデラーはもし優勝すると、B・ボルグ(スウェーデン)(23歳7ヶ月)、J・コナーズ(アメリカ)(23歳11ヶ月)、J・マッケンロー(アメリカ)(25歳2ヶ月)、I・レンドル(アメリカ)(25歳7ヶ月)、P・サンプラス(アメリカ)(26歳1ヶ月)に続いての最年少での50勝を記録することになる。
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