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全豪オープン2009特集

2005年 年末特集:第17回『マリア・シャラポワ』

マリア・シャラポワ
マリア・シャラポワ
マリア・シャラポワ
画像提供:Getty/AFLO
選手名/出身地マリア・シャラポワ/ロシア ランキング4位/(昨年4位)
今季勝敗53勝12敗 タイトル数3 獲得賞金1,921,283ドル
主な成績優勝:東京、ドーハ、バーミンガム 準優勝:マイアミ
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年末特集17回目の今回は、いまやテニス界のみならずスポーツ界のヒロインとなったマリア・シャラポワを特集する。
シベリアで生まれ、4歳でテニスを始めたシャラポワは、マルチナ・ナブラチロワにその才能を見出され、数百ドルを手に父と二人でフロリダのニック・ボロテリー・テニス・アカデミーの門をたたいた。一日も早く両親を楽にしてあげたいという強い気持ちが彼女を支え続けた。自身、当時を振り返り「私の家は裕福でなかったけれど、一生懸命夢に向かって努力を続ければ、きっと夢はかなえられると信じていた。たとえ夢に届かなかったとしても、自分の全てを出して努力したのであればきっと後悔はしないはずだから。」と語っている。
ここ数年のシャラポワの大躍進には驚かされる。2002年末には186位だった世界ランキングが、そのわずか一年後には32位まで跳ね上がり、翌2004年には、全仏オープンでベスト8進出を決め、ウィンブルドン制覇を達成してしまったのだ。また年度末にトッププレーヤーだけで争われるWTAツアー最終戦でも優勝してしまうという偉業も成し遂げてしまったのだから驚きだ。このときのシャラポワは、まさにアメリカンドリームを体現しているかのようだった。ちょうどこの頃、モデル・エージェンシーと契約を交わすなど、同じロシア出身のアンナ・クルニコワとその活動内容が似ていたことから比較されることが多くなったが、多くの選手がシャラポワとクルニコワは全く違うと断言する。モニカ・セレス曰く、「彼女(シャラポワ)の目を見れば、彼女がただものでないことが分かるはず。すさまじい練習量に支えられた自信と、絶対に負けないというファイティング・スピリットが溢れている。着実にツアーで結果を出し続けているところだけを見てもアンナとは似ても似つかないわ。」と、語っている。
そして迎えた2005年、世界ナンバー1の座を完全に射程圏内におさえたシャラポワだったが、彼女を待っていたのは「シャラポワ包囲網」だった。それまでは常にチャレンジャーだった立場が一転し、全選手が打倒シャラポワで挑んでくるようになる。追う立場から追われる立場へ。この微妙な変化がプレーに影響を与えたのか、常に安定した成績を残しつつも、全豪オープンでは準決勝でセリーナ・ウィリアムズに敗退し、全仏オープンでもベスト8どまり、連覇のかかったウィンブルドンでも優勝したヴィーナス・ウィリアムズに敗れてしまう。取りこぼしは少ないものの、あと一歩のところでどうしてもビッグタイトルに手が届かない。シャラポワにとっては消化不良の日々が続くことになる。
しかし、そんなシャラポワを待っていたのは世界ランキング1位という別の栄冠だった。他選手に比べ、取りこぼしの少ないシャラポワは着実にランキングポイントを積み重ね、8月のUSオープン前にはダベンポートを抜きさり見事世界1位へ躍り出たのだ。結局、数週間後には1位の座を再びダベンポートに譲ることにはなったが、それはシャラポワの強さを垣間見た瞬間であった。
今シーズン、出場したツアー15大会全てでベスト8以上と非常に安定した成績をのこし、短期間ではあったが世界1位にも就いた。鮮烈なデビューを果たした昨年ほどではなかったが、シャラポワにとって充実した1年であったことには間違いない。当然、来季の活躍に期待がかかるところだが、肩や胸筋に故障を抱えているなどまったく不安材料がないわけではない。トップ選手の故障が相次ぐ中、ぜひとも来シーズンは、元気な姿でグランドスラムでの2度目のタイトルと、世界1位への返り咲きを期待したいところだ。
今年度各大会成績
大会期間 大会名 コート種別 結果 ランク 関連ニュース
1/17~1/30 全豪オープン ハード ベスト4 4位
1/31~2/6 東レ・パンパシフィック・オープン カーペット 優勝 4位
2/21~2/27 カタール・トタル・オープン ハード 優勝 4位
3/7~3/20 パシフィック・ライフ・オープン女子 ハード ベスト4 3位
3/21~4/3 NASDAQ-100オープン女子 ハード 準優勝 3位
5/2~5/8 女子ドイツ・オープン クレー ベスト8 2位
5/9~5/15 テレコム・イタリア・マスターズ女子 クレー ベスト4 2位
5/23~6/5 全仏オープン クレー ベスト8 2位
6/6~6/12 DFSクラシック グラス 優勝 2位
6/20~7/3 ウィンブルドン グラス ベスト4 2位
8/8~8/14 JPモルガン=チェイス・オープン ハード ベスト8 2位
8/29~9/11 USオープン ハード ベスト4 2位
9/19~9/25 チャイナ・オープン女子 ハード ベスト4 1位
10/10~10/16 クレムリン・カップ女子 ハード ベスト8 1位
11/7~11/13 WTAツアー・チャンピオンシップ ハード ベスト4 3位

その他のニュース

7月6日

フェデラー超え快記録で16強 (9時14分)

錦織圭らに続き四大大会100勝達成 (8時09分)

チリッチ 熱戦制し8年ぶり16強 (6時56分)

ジョコ偉業 ウィンブルドン100勝 (6時03分)

7月5日

坂本怜 第1シード撃破し4強 (10時25分)

有言実行 わずか1分で勝利 (9時35分)

ウィンブルドン史上初!予選敗者が16強 (9時07分)

37歳 世界8位破る番狂わせで16強 (7時50分)

アルカラス 4年連続16強入り (7時07分)

7月4日

穂積絵莉ペア 接戦の末に敗退 (22時21分)

大坂なおみ 敗退に「動揺している」 (22時07分)

大坂なおみ 逆転負けで16強ならず (21時17分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsパブリュチェンコワ (19時03分)

波乱連発 シード半数以上が敗退 (10時41分)

逆転勝ちで5年連続3回戦へ (9時38分)

内島萌夏 ダブルスも初戦敗退 (8時25分)

チリッチ 世界4位撃破し3回戦進出 (7時35分)

シナー 快勝でウィンブルドン3回戦へ (5時50分)

7月3日

ジョコ 完勝でウィンブルドン99勝 (23時40分)

加藤未唯 9大会連続で初戦敗退 (23時16分)

青山修子/柴原瑛菜ペア 初戦敗退 (22時30分)

【1ポイント速報】ジョコビッチvsエヴァンス (21時35分)

穂積絵莉組 ウィンブルドン初戦突破 (20時51分)

西岡良仁「手も足も出ませんでした」 (20時04分)

18歳 ウィンブルドン初出場で3回戦へ (9時52分)

またシード敗退 波乱のウィンブルドン  (8時11分)

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大坂なおみ「芝の上で羽ばたこうと」 (7時01分)

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大坂なおみ 快勝で7年ぶり3回戦へ (2時54分)

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望月慎太郎 死闘の末に2回戦で惜敗 (1時15分)

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