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今季初優勝のシャラポワ |
画像提供:Getty/AFLO |
(日本、東京)
トップシードのL・ダベンポートの昨日に続く雪辱戦は、今回は果たすことができなかった。
第2シードのM・シャラポワとの決勝戦は、6-1,3-6,7-6(7-5)でシャラポワが取り、ティア1大会での初優勝を決めた。ダベンポートは今大会3連覇を目指していたが、試合前のウォームアップで左ももを痛め、去年のウィンブルドン準決勝以来の雪辱はならなかった。今大会準決勝では、去年のUSオープンで敗れたS・クズネツォワを破っていた。
3セット目のタイブレークでは、シャラポワが一旦6-2とリードするが、ダベンポートも粘りを見せ、6-5に。先週の全豪オープン準決勝で大接戦の末にS・ウィリアムズに敗れた記憶が一瞬よみがえるが、シャラポワは4度目のマッチポイントを決めた。
これで、ダベンポートの今大会での連勝記録は15で止まった。また、シャラポワは一昨年、昨年のジャパン・オープンに続き、日本での3度目の優勝となった。
「初めてのティア1タイトルでとてもうれしい。最後の最後まで競ったけど、世界のナンバー1になんとか打ち勝ったわ。すごい自信になるわ。」と喜びを伝えるシャラポワ。「日本では3つ目のタイトルで、これまでもいい思い出でいっぱい。ファンの皆さんもすごくて、私のプレーを上げることができたわ。」
この優勝で、シャラポワはA・モレスモ(フランス)を超え、自己最高の世界ランキング3位となる。ダベンポートは1位をキープする。