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シャラポワが胸筋を痛め棄権

マリア・シャラポワ
昨年痛めた右胸の怪我が悪化し棄権となった
画像提供:Getty/AFLO

(中国、北京)

土曜日に行われたチャイナ・オープン準決勝で、今大会第1シードのM・シャラポワ(ロシア)が、親友のM・キリレンコ(ロシア)と対戦中、右胸の痛みを訴え途中棄権した。この結果、日曜日の決勝はM・キリレンコ対A・グローネフェルド(ドイツ)というカードとなった。

この日は、序盤から激しいストローク戦となるが、キリレンコのショットの切れ、勢いがシャラポワのそれを上回り、キリレンコが6-4で第1セットを先取する。そして第2セットに入っても、キリレンコの勢いは全く衰えず2-1とリードを奪う。 しかしそこでシャラポワが突然審判に「棄権」を申し入れ、試合が終了するというあっけない幕切れとなった。 

現在、世界ランク45位のキリレンコは、シャラポワが試合を中断したことについて、「棄権するような兆候も見えなかったから、突然のことにとても驚いた」と語っている。この突然の幕切れに、試合に訪れていた観客からも大ブーイングがおきるという一幕も。

シャラポワ曰く、右胸の部分が炎症を起こしていてショットを打つたびに痛みを感じる状態なのだと言う。 最初にこの怪我が起きたのは昨年10月のスイス、チューリッヒでの大会で、大会側が使用した重たいボールを打ったせいだとシャラポワは語っている。「痛みは予測していないときに突然襲ってくるの。とても不思議だわ。(棄権については)本当にがっかりしているわ。今日は、フォアハンド、サーブを打つごとにどんどん痛みが悪化していったの。」とコメントした。

これでシャラポワは、L・ダベンポート(アメリカ)V・ウィリアムズ(アメリカ)に次ぐ怪我での棄権となった。ダベンポートは大会前に背中の張りを訴えて、ヴィーナスは準々決勝を前に膝の負傷のためにそれぞれ棄権していた。またディフェンディング・チャンピオンのセリーナも足の負傷を抱えたまま2回戦に臨み、地元中国のスン・ティエンティエン(中国)に敗れていた。

もう一方の準決勝では、グローネフェルドが7-5, 6-3でM・ドマホウスカ(ポーランド)を下した。現在世界ランク30位で、ビッグサーブが武器のグローネフェルドは、先週のバリの大会でダブルス優勝を収めている。 

明日、グローネフェルドとキリレンコはともに初のツアーシングルス優勝を狙う。

(2005年9月25日)

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