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無事ジャパンツアーを終えたシャラポワ |
画像:tennis365.net |
(日本、東京)
エキシビジョン・ツアーのため来日していたマリア・シャラポワ(ロシア)が全日程を終え今日帰国する。大阪を皮切りに名古屋、東京の全3日間で約1万8000人以上の観客を集めるなどイベントは大成功。改めてその人気振りが確認された。
シャラポワは、「楽しく驚きのある毎日で、(ジャパンツアーを)やって本当によかった」とファンに感謝するとともに、「忙しいスケジュールの中、エキシビジョンツアーに参加してくれたプロの選手らにも心から感謝しています。」と、杉山愛や森上亜希子らを労った。
寿司としゃぶしゃぶが好物で、大の日本びいきで知られるシャラポワだが、WTAのルール改正がネックとなり、今年は3連覇のかかったジャパン・オープンに参加することが出来なかった。そういったことも、今回ジャパンツアー実施を決めた背景にあったようだ。「半年くらい前にエキシビジョンツアー開催について打診を受けたとき、『日本でやりたい』ってすぐに思ったの。日本は私にとってとても縁のある国です。良いときだけでなく、苦しいときも日本のファンはいつも私をサポートしてくれた。その恩に報いたかった。」
シャラポワは、来年オーストラリアン・オープンに出場した後、再び東レ・パンパシフィック・オープンに参加するため日本に戻ってくる予定。「来年(1月の東レテニスで)、日本に戻るのでまた楽しみにしていてください」と語ると、笑顔で会場を後にした。
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(2005年12月24日)