|
決勝トーナメント進出を決めたシャラポワ |
画像提供:Getty/AFLO |
(アメリカ、カリフォルニア州ロサンゼルス)
WTAツアー・チャンピンシップ3日目は予選ラウンドが行われ、ディフェンディング・チャンピオンの
M・シャラポワ(ロシア)対世界ランキング1位の
L・ダベンポート(アメリカ)の試合が行われた。両者譲らぬ白熱した展開となった試合は、6-3, 5-7, 6-4でシャラポワが勝ち取った。
この結果、ダベンポートは予選ラウンドで2勝1敗、シャラポワがあと1試合を残して2勝0敗となった。同じ緑組の
P・シュニーダー(スイス)と
N・ペトロワ(ロシア)がともに2敗となっているため、これによりダベンポートとシャラポワが決勝トーナメントに進むことが決まった。
試合はまさに互角の戦いとなり、総得点数でもダベンポートの101に対しシャラポワの105、ウィナーもそれぞれ36対38、エラーも31対31とごく僅差でシャラポワが勝った。
両者は昨年ウィンブルドン準決勝、今年の東レPPO決勝で対戦した際にはシャラポワが勝ったが、その後のインディアン・ウェルズ準決勝では6-0, 6-0の「ダブルベーグル」でダベンポートが圧勝していた。
また、この試合に先立って行われたシュニーダー対ペトロワ戦では、シュニーダーが6-0, 5-7, 6-4のフルセットでペトロワを下し、チャンピオンシップス初勝利をあげた。
ペトロワは43本もの凡ミスを記録し、10回あったブレイクチャンスのうち僅か2ポイントしかものにすることができなかった。両者は2週間前に対戦しており、そのときはペトロワがシュニーダーを破り嬉しいツアー初優勝をあげていた。
(2005年11月11日)