シャラポワ、フェデラー、錦織圭などテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!
tennis365.net
HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細)

→ニュース | news

全豪オープン2009特集

ナルバンディアン優勝 大逆転でフェデラーに勝利

ダビッド・ナルバンディアン
初メジャータイトルを獲得したナルバンディアン
 
ロジャー・フェデラー
惜しくも大会3連覇を逃した王者フェデラー
画像提供:Getty/AFLO

(中国、上海)

マスターズカップ(賞金総額445万USドル、インドア)は日曜日決勝が行われ、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)が世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)を6-7 (4-7), 6-7 (11-13), 6-2, 6-1, 7-6 (7-3)の大接戦の末に下し、見事優勝を飾った。ナルバンディアンはG・ビラス(アルゼンチン)が1974年に優勝して以来のアルゼンチン人優勝者となった。

これで全仏オープン準決勝以降35連勝だったフェデラーの連勝記録はストップし、今季成績は81勝4敗となり、J・マッケンロー(アメリカ)が1984年に達成した9割6分5厘(82勝3敗)の年間勝率記録にあと1勝及ばなかった。

試合後ナルバンディアンは「おそらく世界中が驚いているんじゃないかな。世界ランク1位のフェデラーを下して、彼の記録もストップさせたのだから。」と話した。「彼(フェデラー)はほとんど試合に負けないから、今日の勝利は本当に信じられないよ。」ナルバンディアンは続けて「試合開始直後からいいプレーができていた。こんな形で勝てて本当に驚いているし特別な気分さ。」と手放しの喜びようだった。ジュニア時代からのライバルに勝利し、表彰式のコメントでは「君にとってこのタイトルは最後ではないだろうから、今回は僕のものにさせてくれよ。」とフェデラーに語りかけていた。これでナルバンディアンのフェデラーとの生涯対戦成績は6勝4敗となった。

この試合、最終セットで一時0-4と大きくリードを許したフェデラーだが、その後果敢に攻め6-5と逆転に成功したときは、『やはり優勝はフェデラーだろう』と誰もが思った。しかし、試合がタイブレークまでもつれ込むと、ナルバンディアンの猛攻の前にタイブレイクを3-7と落とし試合終了となった。

ナルバンディアンは「(約3時間にも及んだ)最初の2セットは非常に拮抗していた。第1セットの最後のポイントのように(セットポイントでフェデラーのリターンがネットイン)、いくつかの大切なポイントでは、運までも彼(フェデラー)に味方していたのだから、あの時点で僕自身も勝利を信じることは難しかったよ。でも第3セットの始めにフェデラーが調子を落としはじめたのを見て、チャンスがあると感じ、それ以降はとにかく攻撃的なテニスを心がけたんだ。今年一番の大試合だった。今はすべてを出し切った感じだね。」と笑顔で語った。

フェデラーは2003年7月13日にグシュタードの大会でJ・ノヴァーク(チェコ共和国)に敗れて以来、決勝に24回登場し一度も負けていなかったが、この日の敗戦でその記録もふいにする結果となった。決勝での24連勝はツアーのオープン化以降、前人未到の記録。

まさかの敗戦を喫したフェデラーは、「本当にすばらしい一年だったし、すばらしい大会だった。僕はあまり負けないから今日の敗戦は残念だし、今もその気持ちは残っている。でも良かったとも思っているんだ。だって優勝まであと一歩というところまでこれたのだから。第5セットで大きくリードされたときは、とても挽回できるとは思わなかったけれど、それでも何とか追いつけたしね。3週間前には松葉杖をついていたことを考えれば、今こうしてベストなプレーができていることだけで十分幸せな気分だよ。」と試合を振り返っていた。

フェデラーは、右足首を痛め、大会直前の6週間休養をとっていた。まだ万全な状態でないのか、この試合でも第4セットの始めにはメディカルタイムアウトをとり、右足太腿の治療を行っていた。試合後、怪我の状態について聞かれると「あれは痛みじゃなくて、ものすごい疲労だったんだ。今大会を通じて僕の足は未だ100%の状態ではなかったけど、殆ど気にはならなかった。」と話した。

この結果、フェデラーは年間最終ランキングを2年連続の1位、ナルバンディアンはマスターズカップ前の11位から6位まで上昇させて2005年シーズンを終えることとなった。



(2005年11月21日)

その他のニュース

11月21日

錦織圭 完敗も「やる気出た」 (16時15分)

錦織圭の「技術は世界トップ」 (15時55分)

内田海智 錦織圭に快勝で初4強 (14時29分)

錦織圭 ストレート負けで4強ならず (14時24分)

【1ポイント速報】錦織圭vs内田海智 (13時18分)

坂本怜 内山靖崇に逆転勝ちで初4強 (13時11分)

【1ポイント速報】坂本怜vs内山靖崇 (11時03分)

ズベ擁する独 逆転勝ちで2年連続4強 (10時08分)

アキレス腱断裂の世界15位 片足で練習 (9時06分)

11月20日

錦織圭「シナーは理想のテニス」 (18時29分)

錦織 復帰の難しさ語る「気持ちが…」 (16時54分)

錦織圭「勝っても1ミリも嬉しくない」 (15時43分)

錦織圭 ストレート勝ちで8ヵ月ぶり8強 (13時56分)

【1ポイント速報】錦織圭vsシン (12時40分)

フェデラー 殿堂入り決定 (8時20分)

11月19日

内山靖崇 快勝で8強、次戦は坂本怜 (18時27分)

柚木武 秘話明かす 引退「知ってた」 (16時57分)

ヒューイット親子 46分で衝撃の圧勝 (16時52分)

珍プレーで流れ一変、痛恨の逆転負け (15時31分)

坂本怜「錦織と決勝でやれたら…」 (14時45分)

松岡隼 ヒューイット息子に逆転勝ち (13時15分)

坂本怜 完勝で2年連続8強入り (11時15分)

【1ポイント速報】坂本怜vsジューコフ (10時07分)

大坂なおみら日本代表 開幕日に登場 (9時44分)

アルカラス 負傷でデ杯欠場 (8時07分)

【動画】執念の逆転勝ち!4強入り決め喜びを爆発させるドイツチーム (0時00分)

【動画】アキレス腱完全断裂も片足で練習を行うルーネ (0時00分)

11月18日

錦織圭が復帰、来季「イメージない」 (16時25分)

ヒューイット 親子で複出場へ (16時14分)

錦織圭は「ベースの高さが全然違う」 (15時52分)

遅咲きのビッグサーバー 現役引退へ (14時27分)

錦織圭 逆転勝ちで復帰戦白星 (13時50分)

【1ポイント速報】錦織圭vs市川泰誠 (12時22分)

坂本怜 ストレート勝ちで初戦突破 (11時31分)

【1ポイント速報】坂本怜vsサムレジ (10時04分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ページの先頭へ
→会社情報 →採用情報 →利用規約 →サイトマップ →個人情報保護に関して →アフィリエイトについて →訂正とお詫び →選手写真について →当サイトへのリンク
(c) 2004 - 2009 Fubic Corporation All rights reserved