シャラポワ、フェデラー、錦織圭などテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!
tennis365.net
HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細)

→ニュース | news

全豪オープン2009特集

フェデラー、フルセットでコリアを下し準決勝へ

ロジャー・フェデラー
これでラウンドロビン12連勝となったフェデラー
画像提供:Getty/AFLO

(中国、上海)

ATPツアー最終戦マスターズカップ(賞金総額445万USドル、インドア)5日目の木曜日、レッド・グループ予選最後の2試合が行われた。

王者R・フェデラー(スイス)G・コリア(アルゼンチン)との試合で、食い下がるコリアを振り切り、6-0,1-6, 6-2のフルセットで勝利を収め、自己の連勝記録を34に伸ばすと同時に、今季の勝ち星も80に伸ばした。またツアー最終戦予選ラウンドではこれまで3回の出場で12勝負けなしとした。

この試合、フェデラーが第1セットを一方的に先取したところで、コリアがタイムアウトを要求し、痛めていた足のテープを巻き代え、試合を棄権するかに見えた。しかしコリアは第1セットに浴びせられたブーイングに憤慨するかのようにコートに戻ると、まるで人が変わったかのようなプレーをみせ、フェデラーから第2セットを奪い返した。

コリアは「第2セットでももちろん痛みはあったが、相手と観客の皆さんに敬意をはらうべく、痛みを押してプレーに集中したんだ。それにこの試合が今シーズン最後の試合だったし、どうしても戦い抜きたかったんだ。でも、もう忘れるよ。」と、すでに予選敗退が決まっていた彼は、苦しい状態にも関わらず試合を続けた真意を伝えた。

第3セットも、第5ゲームまでは両者サービス・キープが続くという緊迫した展開で試合は進んだが、そこでまたコリアの痛みが悪化し、自身のダブルフォルトでブレークを許すとフェデラーが4-2とリードを奪った。その後フェデラーが2ゲームを連取し、最後はコリアのこの日9回目のダブルフォルトで試合に終止符が打たれた。

この試合では、フェデラーも決して完璧なプレーとは言えず、彼らしからぬ33個ものミスを犯していた。「何もかも完璧とはなかなか行かないものだ。この試合では幸い体力を浪費することだけはなかったけど、やっぱり第2セットでもっと良いプレーを見せることができなかったのは、後悔しているよ。」と、フェデラーはこの日の試合を振り返っていた。

今大会、すでに準決勝進出を決めていたフェデラーは、今季の成績を80勝3敗とし、R・ナダル(スペイン)の勝ち数を抜き、今季ATPツアーでの最高勝ち数を記録した。オープン化以来の最高シングルス勝率の82勝3敗を1984年に記録したJ・マッケンロー(アメリカ)に並ぶには、あと2試合に勝利、つまり今大会で優勝する必要がある。フェデラーの最後の敗戦は、6月3日の全仏オープン準決勝での敗退で、その対戦相手だったナダルは、怪我のため今大会欠場を表明している。


ダビッド・ナルバンディアン
マドリッドでの借りを返したナルバンディアン
画像提供:Getty/AFLO

フェデラー戦に先駆けて行われたこの日の第1試合では、D・ナルバンディアン(アルゼンチン)I・リュビチッチ(クロアチア)を6-2, 6-2のストレートで退け予選2位通過を決めた。ナルバンディアンはこれで、1982年のG・ビラス(アルゼンチン)以来準決勝へ進出したアルゼンチン人となり、別組トップ通過のN・ダビデンコ(ロシア)と対戦する。

ナルバンディアンは、4週間前のマドリッドでのマスター・シリーズ2回戦で、リュビチッチに敗れていたが、この試合ではわずか67分のストレートでその雪辱を果たした。「いつもこんな試合ができたら、ランキングももっと上になるのにね。もちろんそれは簡単なことではないし、このような大事な試合だからこそモチベーションも上がるんだけどね。」とナルバンディアンは自分の出来に上気分だった。「インドアでは、これまでのベスト・マッチだった気がするよ。」

このところマスター・シリーズでも2大会連続で決勝進出している好調リュビチッチだったが、この日はナルバンディアンの気迫に完全に押されているように見えた。「今日はほとんど何もできなかった。彼(ナルバンディアン)は信じられないプレーをしてきた。僕は220キロを越えるサービスを打ったけれど、その半分のスピードしか出していないかのように軽々とリターンされてしまった。完敗としか言いようがないけど仕方ないね。」と、ナルバンディアンのプレーを賞賛していた。



(2005年11月18日)

その他のニュース

4月12日

青山修子、杉山愛超え「すみません」 (20時51分)

青山/穂積組 快勝で日本が全勝 (19時35分)

内島萌夏「どうやって勝ったか…」 (18時57分)

【1ポイント速報】日本vsルーマニア BJK杯 (17時55分)

内島萌夏 逆転勝ちで日本勝利! (17時39分)

柴原瑛菜「全体的に良い試合」 (15時49分)

柴原瑛菜 熱戦制し日本勝利に王手! (14時41分)

12年ぶり ダブルベーグルで4強 (11時22分)

王者チチパス敗退「心が痛む」 (9時55分)

昨年王者下しマスターズ初4強 (8時33分)

劣勢から逆転 アルカラス4強 (7時30分)

4月11日

倉持美穂 日本勢唯一の4強入り (21時00分)

カナダ完勝、采配ズバリ (19時31分)

杉山愛とキング氏 究極の対談実現 (15時39分)

ジュニアこそ「自分のテニス」が一番大事 岩井優大コーチ&笹本龍哉選手インタビュー (14時08分)

加治遥ら 日本勢3名が8強入り (13時07分)

チチパス8強「限界まで」 (12時32分)

シード勢 相次ぎ8強逃す (11時45分)

大坂なおみ 全仏OP前哨戦出場へ (9時52分)

アルカラス 予選勝者退け8強 (8時03分)

4月10日

日本の変則選手「気をつけなければ」 (18時49分)

日本を警戒「非常に強い」 (18時02分)

内島萌夏「エースの自覚はあります」 (15時59分)

伊藤あおい「考えてもなかった」 (15時11分)

38歳ガスケ 激闘の末に16強ならず (14時43分)

杉山愛「日本が優位だが…」 (14時10分)

メドベージェフ 激闘制し16強 (11時58分)

石井さやか・加治遥ら 初戦突破 (10時48分)

敗退ジョコ「ここまで悪いとは...」 (10時24分)

ジョコに2連勝「信じられない」 (9時37分)

ジョコ、ストレート負けで初戦敗退 (8時24分)

4月9日

ルブレフ 好発進で16強 (23時42分)

アルカラス 初白星で16強 (23時11分)

元世界1位コーチ就任「レジェンド」 (21時18分)

世界2位撃破「信念変えた」 (13時06分)

手骨折も強行出場!2時間50分プレー (11時59分)

錦織圭・若手注目株らエントリー (10時18分)

昨年王者チチパス 逆転勝ちで16強 (9時08分)

荒川夏帆/勝見幸璃ペアら 初戦突破 (8時16分)

ズベレフ また逆転負け「最悪」 (7時34分)

【動画】青山修子/穂積絵莉ペア 快勝で日本全勝!勝利の瞬間! (0時00分)

【動画】内島萌夏 崖っぷちから逆転勝ち、日本勝利が決定した瞬間! (0時00分)

【動画】柴原瑛菜 熱戦制し日本勝利に王手!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ページの先頭へ
→会社情報 →採用情報 →利用規約 →サイトマップ →個人情報保護に関して →アフィリエイトについて →訂正とお詫び →選手写真について →当サイトへのリンク
(c) 2004 - 2009 Fubic Corporation All rights reserved