男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は9日、シングルス2回戦が行われ、第9シードの
D・メドベージェフが世界ランク39位の
A・ミュレール(フランス)を7-6 (8-6), 5-7, 6-2の2時間48分に及ぶ激闘の末にフルセットで破り、3年連続4度目のベスト16進出を果たした。
>>アルカラスら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<世界ランク11位で29歳のメドベージェフが同大会に出場するのは6度目で、最高成績は2019年に記録したベスト4。今大会は1回戦で同25位の
K・ハチャノフを7-5, 4-6, 6-4のフルセットで破り、初戦突破を果たした。
一方、28歳で同大会の本戦初出場のミュレールは1回戦で予選勝者で世界ランク63位の
C・カラベリ(アルゼンチン)を6-4, 6-4のストレートで下し、2回戦進出を果たした。
2回戦の第1セット、両者2度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入すると、メドベージェフが一気に4ポイントを連取。リードを守り切り先行する。
しかし第2セット、メドベージェフは第9ゲームでブレークを奪い、サービング・フォー・ザ・マッチを迎えるが、ミュレールの粘り強いプレーにミスを連発しブレークバックを許す。そして第12ゲームでは15-40とセットポイントを握られ、1度は凌いだものの、最後はダブルフォルトを犯してこのセットを取り返される。
迎えたファイナルセット、メドベージェフはサービス時のポイント獲得率が50パーセントに留まったミュレールから2度のブレークを奪い、5-1とリードを広げる。そしてマッチポイントを迎えたメドベージェフは、この試合7本目のサービスエースを決め、2時間48分に及ぶ激闘を制した。
勝利したメドベージェフは3回戦で第8シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。デ ミノーは2回戦で世界ランク21位の
T・マハツ(チェコ)を逆転で下しての勝ち上がり。
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