男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は11日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
C・アルカラス(スペイン)が第12シードの
A・フィス(フランス)を4-6, 7-5, 6-3の逆転で破り、大会初のベスト4進出を果たした。
>>アルカラス、デミノーら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<>>日本vsルーマニア 第1試合 1ポイント速報<<>>日本vsルーマニア 第2試合 1ポイント速報<<>>日本vsルーマニア 第3試合 1ポイント速報<<21歳で世界ランク3位のアルカラスが同大会に出場するのは3年ぶり2度目。2022年は初戦で
S・コルダ(アメリカ)に敗れていたが、今年は初戦の2回戦で世界ランク22位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)、3回戦で同84位の
D・アルトマイヤー(ドイツ)を下し8強へと駒を進めた。
準々決勝、第1セットでアルカラスは4本のダブルフォルトを犯すなど3度のブレークを許して先行されるが、第2セットは計7度のブレークポイントを凌ぐ粘りを見せると、ワンチャンスをものにしてブレークに成功。セットカウント1-1に追いつく。
ファイナルセットではフィスのセカンドサービスから勝機を見出し、2度ブレークに成功。2時間23分で逆転勝ちをおさめた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「本当のチャンピオンは必要なときに必要なレベルを見つけるはずなんだ。もちろん、最初から最後の1球まで、高いレベルで最高のテニスをしたいとは思うけど、テニスでは2時間半もプレーするんだから、最高のテニスを維持するのが一番難しい」
「必要なときに、いいテニスを見つけるのは素晴らしいことだ。でも、時にはもっといいプレーをする相手と対戦することもあるし、それを受け入れて走り、戦わなければならない」
「僕はまだ若いし、これから新しい経験をして学んでいくつもりだけど、おそらく他の選手にはないような状況に対処する方法を知っているような気がする。ここでプレーするのは2回目だけど、初めてここまできたことで、選手として、人間として成長できたと思う。どの試合も新鮮で違うものだし、ここでプレーする試合から学ばなければならない」
準決勝でアルカラスは世界ランク42位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)と対戦する。ダビドビッチ フォキナは準々決勝で同27位の
A・ポピリン(オーストラリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第8シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)、第13シードの
L・ムセッティ(イタリア)が4強入りした。
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