男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス3回戦が行われ、第6シードの
S・チチパス(ギリシャ)が世界ランク43位の
N・ボルジェス(ポルトガル)を6-1, 6-1のストレートで破り、5年連続5度目のベスト8進出を果たした。チチパスはこの勝利で、「ATPマスターズ1000」のクレーコート50勝目を挙げるとともに、同大会4度目の優勝に向け一歩前進した。
>>アルカラスら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<世界ランク8位のチチパスは、同大会5年連続7度目の出場。2021年、2022年は連覇、昨年は3度目の優勝を飾っている。
今大会は上位8シードが1回戦免除のため初戦となった2回戦では世界ランク38位の
J・トンプソン(オーストラリア)を逆転で破り3回戦に駒を進めた。
3回戦の第1セット、チチパスは2度のブレークに成功し先行する。
続く第2セット、チチパスは相手サービスを4度ブレークし、自身のサービスゲームはブレークを1度に抑え1時間7分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチチパスのコメントを掲載している。
「ほとんどのゲームは40-30のスコアになったように感じ、本当に接戦だった。本当に激しい展開だった。(6-1, 6-1という)スコアは試合そのものを反映しているとは思わない。スコアが示す以上の展開があった。お互いに限界まで追い込もうとしていた。彼(ボルジェス)はチャンスを活かせなかったかもしれないが、僕は予想以上にうまく対応できたんだ」
勝利したチチパスは準々決勝で第13シードの
L・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは3回戦で世界ランク34位の
M・ベレッティーニ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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