男子プロテニス協会のATPは6日に公式サイトを更新し、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)に第2シードとして出場する世界ランク3位の
C・アルカラス(スペイン)のコメントを掲載した。
>>ズベレフ、ジョコビッチら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<21歳のアルカラスは前々週のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)に第2シードとして出場したが、初戦の2回戦で
D・ゴファン(ベルギー)に逆転で敗れ敗退。その後約3週間空いて、今季クレーコートシーズン初戦となる今大会に臨むこととなる。
ロレックス・モンテカルロ・マスターズには2022年以来3年ぶり2度目の出場。2022年は初戦で
S・コルダ(アメリカ)に敗れており、同大会での白星はお預けとなっている。
「今年に入ってから、素晴らしいテニスができている。テニスはボールを打つだけのものではなく、それ以上のものなんだ。メンタリティやフィジカルな面が重要。自分のプレーにはとても満足しているよ。勝たなければ、いいプレーをしようがしまいが関係ない。人は対戦相手のことは考えず、僕のことだけを考えている。僕が負けたら、みんなに何か言われるんだ。それはフェアじゃないと思う。僕はただ幸せだし、クレーコートでいいプレーをする準備ができているだけだ」
3月に行われた2つの「ATPマスターズ1000」であるBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では23歳の
J・ドレイパー(イギリス)、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では19歳の
J・メンシク(チェコ)がそれぞれ優勝を飾っている。
アルカラスは自身よりさらに若手選手の台頭や、自身と同世代の選手の躍進について意見を語った。
「どの大会のドローもとてもオープンで、多くの選手がいいテニスをしているし、彼らはそこにいる価値がある。クレーやすべてのサーフェスでいいプレーをする選手がたくさんいる。クレーシーズンは面白くなると思うよ。クレーコートで素晴らしいプレーができる選手がたくさんいると思うから。単純にここに来ることができて本当にうれしい。1度しかプレーしたことのない大会だからね。ここで素晴らしいプレーをしたい。最初の試合に備えるのが楽しみだよ」
アルカラスは初戦の2回戦で世界ランク22位の
F・セルンドロ(アルゼンチン)とワイルドカード(主催者推薦)で出場する同113位の
F・フォニーニ(イタリア)のどちらかと対戦する。
■関連ニュース
・観客に苛立ちプレー拒否、ゲーム失う・錦織 圭 4月出場大会 視聴方法・賞金・詳細・キング氏 大谷翔平に言及「人として最高」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング