Vol. 6メンタル・ステージの高め方・その考え方 上巻

ただでさえ不安要素が多いのが草大会初級者の1回戦
初めに、1、2回戦負けが多くあまり勝ち上がった経験がない人、つまり上位進出が当面の目標という人(草大会初級者)に絞って、ラウンドごとに紹介していく。まずは1回戦の入り方から。
このタイプの人はまず、どの試合も最初から全力投球が基本。2回戦以降に備えてスタミナを温存したり、ペース配分を意識してはいけない。勝ち慣れていないのだから、先を読む必要はない。プレイに集中すべきだ。1回戦はただでさえ、不安要素が多い。知らない会場、慣れないサーフェス、初めての対戦相手。いわば「敵」に囲まれた状況。また試合勘を取り戻すのに時間がかかるのが1回戦でもある。雑念はできるだけ排除しておくのが鉄則だ。
ただベストを尽くしてここを切り抜ければ、次戦以降が楽になるのも事実。最初の関門を突破したことで、精神的に前向きになれるからだ。つまり以後の戦い方を大きく左右するという意味で、1回戦は非常に重要。とくに草大会初級者にとってはそうだ。
(テニスジャーナル 2003年11月号)
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