テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は日本時間２日（現地１日）、女子シングルス４回戦が行われ、第３シードのＣ・ガウフ（アメリカ）は第２３シードの大坂なおみに3-6, 2-6のストレートで完敗し４回戦敗退となった。試合後、ガウフは「チームの前で泣き崩れた」と語った。

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２１歳で世界ランク３位のガウフが同大会に出場するのは７年連続７度目。２０２３年には優勝を飾っている。

今大会は１回戦で世界ランク７９位のＡ・トムヤノヴィッツ（オーストラリア）、２回戦で同４９位のＤ・ベキッチ（クロアチア）、３回戦で第２８シードのＭ・フレッチ（ポーランド）を下し４回戦に駒を進めた。

２７歳で世界ランク２４位の大坂との顔合わせとなったこの日の４回戦、ガウフは序盤からミスが重なりペースを掴めず大坂に４度のブレークを許すと、リターンゲームでは１度もブレークポイントを握れず。試合を通じて３３本ものアンフォーストエラーを記録し、わずか１時間４分で力尽きた。

試合後の会見でガウフは「なおみは良いプレーをした」と大坂を称えるとともに、自身については「ミスが多すぎた」「試合後は本当にがっかりした。チームの前で泣き崩れた」と語った。

一方、勝利した大坂は準々決勝で第１１シードのＫ・ムチョバ（チェコ）と対戦する。ムチョバは４回戦で第２７シードのＭ・コスチュク（ウクライナ）を下しての勝ち上がり。

大坂が四大大会で準々決勝に進出するのは２０２１年２月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）以来、約４年半ぶり５度目。２０２３年７月に出産してからは初となる。

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