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大坂なおみ 黒人差別騒動に言及

大坂なおみ
大坂なおみ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間29日(現地28日)、女子シングルス2回戦が行われ、第23シードの大坂なおみが世界ランク47位のH・バプティスト(アメリカ)に6-3, 6-1のストレートで完勝し、4年ぶり7度目の3回戦進出を果たした。大坂は試合後の会見で、現在同大会で物議を醸している黒人差別騒動について言及した。

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27歳で世界ランク24位の大坂が同大会に出場するのは2年連続9度目。2018年と2020年に優勝を飾っている。

今大会は1回戦で世界ランク106位のG・ミネン(ベルギー)を下し2回戦に駒を進めた。

23歳のバプティストとの顔合わせとなったこの日の2回戦、大坂はファーストサービス時に69パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは5度のブレークに成功。試合を通じて終始安定したプレーをみせた大坂は1時間10分で完勝し3回戦進出を果たした。

試合後の会見で大坂は、前日に行われた第25シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)と世界ランク139位のT・タウンゼント(アメリカ)の試合で問題となっている騒動について意見を求められた。

この試合ではオスタペンコが5-7, 1-6のストレートで敗戦。オスタペンコは試合終了後、黒人選手であるタウンゼントがネットインに謝罪しなかったことやウォーミングアップの方法が通常と異なることを非難。その際に「品格も教養もない、アメリカから出たらどうなるか見てみろ」と発言した。

この発言が黒人差別ではないかと物議を醸し、オスタペンコは批判の的となった。その後、オスタペンコは自身のSNSを更新し、この発言に人種差別の意図はないと釈明している。

大坂は騒動について問われ次のように言及した。

「もちろんその場面は見ました。テレビで15分おきくらいに流れてきます」

「本当に難しいです。白人が多数を占めるスポーツで、黒人テニス選手に対する最悪の言葉の1つであることは明らかです。もちろん、テーラー(タウンゼント)のことは知っていますし、彼女がどれだけ努力してきたか、どれだけ賢いかも知っています。だから、彼女は教育を受けていないとか、そういう人ではありません」

「でも、もしオスタペンコについて聞いているなら、これは(過激な発言が多いことで知られる)彼女の発言の中で最も突飛な言葉ではないと思います」

「タイミングが悪かったし、最悪の相手に言ったと思います。それに、彼女がアメリカでの(黒人差別の)歴史を知っているかどうかも分かりません」

「彼女が二度とあんなことを言わないだろうと分かっています。でも、確かにあれは本当にひどい言葉でした」

なお、勝利した大坂は3回戦で第15シードのD・カサトキナ(オーストラリア)と世界ランク65位のK・ラヒモワの勝者と対戦する。

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