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ナダル 満身創痍の復帰「体の限界がある」

ラファエル・ナダル
マドリッドOP会場でのナダル
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に出場する元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)が24日に会見を行い、大会にかける意気込みや目標、今後について語った。

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37歳のナダルは今年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で約1年ぶりにツアーに復帰し8強入りしたものの、同大会で左脚を負傷。

その後、公式戦の欠場が続いていたが、前週プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を利用して過去12度の優勝を誇るバルセロナ・オープンにエントリーし、約3ヵ月ぶりにツアーに復帰。1回戦ではF・コボッリ(イタリア)をストレートで下したが、2回戦ではA・デ ミノー(オーストラリア)に屈し敗退した。

キャリア最後のシーズンを示唆してきたナダルはこの日の会見で今大会の目標に言及している。

「目標はコートに立って、できるだけ長く楽しむことだ。体の問題という点では、生きているうちに大会を終え、プロツアーで、そしてここマドリッドのホームで、もう1度試合ができることを楽しみたい。マドリッドは、応援してくれる人たちがたくさんいる場所なんだ」

「このスポーツは、何度も言ってきたことだけど、本当に物事がすぐに変わる。その変化のために僕がその場にいなければ、確実に何も起こらない。僕はここにいて、自分にチャンスを与えている。ある瞬間、僕の状況が改善され、自分の身体により良い感覚を見出すことができるようになったとしても、僕は準備ができていなければならないからね。家にいたら、その準備すらできないんだ」

今大会、1回戦でナダルはワイルドカード(主催者推薦)で出場する16歳のD・ブランチと対戦する。

「明日、コートに立てるということは、僕にとっても、感情的にとても重要なことなんだ。数週間前は、プロツアーで再びプレーできるかどうかわからなかった。もちろん完璧ではないけれど、少なくともプレーできているし、また楽しむことができる。特に、いくつかのトーナメントは、僕にとってとてもエモーショナルなものなんだ。コートでさよならを言えることを楽しむことができる」

また、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)やその後のパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)の出場についても語った。

「パリでローラン・ギャロスに出場するために、やるべきことはすべてやるつもりだ。もしできるなら、できる。もしできないなら…そうすればいい。今のコンディションでは、パリでプレーするつもりはない。今の状態でもしパリに行ったとしても、コートに立つことはないだろう。それが現実だ。パリでプレーするのは、自分に実力があると感じたときだけ。ローラン・ギャロスは、僕のキャリアの中で最も重要な大会ではあるけれど、僕の世界のすべてではないんだ」

「ローラン・ギャロスでプレーしなければ、そこですべてが終わってしまうとは言いたくない。オリンピックも近いし、いろいろなフォーマットでプレーできるし、興味はあるかもしれない。自分にできること以上のことをするつもりはないよ」

最後にナダルは練習を通して感じる体の状態を明かしている。

「ボールを触ることに関しては、悪いプレーはしていないと思う。でも、体の限界があるんだ。この1年半、2年の間にいろいろなことがあった。僕の体の感覚は、十分に自由にプレーしていると感じられるほど良いものではない。そのせいで、自分の好きなプレーややりたいプレーができないんだ。それだけさ。嘘になってしまうから、違うことは言えない」


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