男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)9日、CBSのニュース番組『60 MINUTES』に出演。そのなかで
R・ナダル(スペイン)、
R・フェデラー(スイス)、自身を含めたビッグ3の関係性について言及した。
36歳のジョコビッチは今季、アデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)と全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)、ロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)でタイトルを獲得。
そして最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)で大会最多となる通算7度目の優勝。翌日に更新された世界ランキングでは史上最長の1位在位期間通算400週を迎えた。
そんなジョコビッチは今回、『60 MINUTES』に出演。ビッグ3と称されテニス界の黄金時代をともにしたフェデラーとナダルとの関係性について言及。スポーツジャーナリストであるジョン・ヴェルトハイムに友好的な関係を築きたいか尋ねられると次のように答えた。
「そうしたい。本当にそうしたいね。個人的にはそうしたい。僕たちはキャリアを通して、コート外ではあまり仲が良くなかった。僕たちは友達ではない。なぜなら、僕らはライバルであるため、競争相手として非常に親密になって、ある種の共有をしたり、自分の人生や気持ちについて分かち合ったりするのは難しいからね」
「でも、僕たちはずっと時代を共にしてきた。そして、少なくとも僕からは彼らに対する尊敬が常にあると思う。だから、いつかキャリアが終了したとき、僕らが座って振り返ることができることを願っている。それは素晴らしいことだよ」
今季7度のタイトルを獲得したジョコビッチはシングルス通算98勝をあげて2023年シーズンを終了。一方、通算92勝を挙げているナダルは今季欠場が続いたものの31日に開幕するブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で約1年ぶりのツアー復帰を果たすと発表。既に現役を退いたフェデラーが持つシングルス通算103度のツアー優勝という歴代2位の記録に迫れるか、2024年シーズンに注目が集まる。
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