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「ジョコとナダルがいなければ」

メドベージェフ、ジョコビッチ
(左から)メドベージェフとジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は10日、男子シングルス決勝が行われ、第3シードのD・メドベージェフは第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に3-6, 6-7 (5-7), 3-6のストレートで敗れ、2021年以来2年ぶり2度目の優勝とはならず、自身4度目のグランドスラム準優勝となった。

>>【動画】ジョコビッチ 5年ぶり4度目の全米OP優勝を決めた瞬間<<

2021年の同大会優勝者であるメドベージェフは今大会、準々決勝で第8シードのA・ルブレフ、準決勝で第1シードのC・アルカラス(スペイン)を下し決勝進出を決めた。

決勝戦は2021年の決勝でストレート勝ちを収めたジョコビッチとの再戦となった。

決勝戦の第1セット、メドベージェフは第1ゲームから3ゲーム連取を許す。第8ゲームでは2度のセットポイントとなるブレークポイントを凌いだものの、ブレークバックのチャンスを掴むことができず、ジョコビッチに先行される。

続く第2セット、疲労感を見せ足を気にするジョコビッチに対し、第8・第12ゲームで1度ずつブレークポイントを握るも活かせずタイブレークに突入。先にミニブレークに成功したメドベージェフだったが、その後2度のミニブレークを許し、1時間44分に及ぶこのセットを落としセットカウント0-2と後がなくなる。

第2セット終了後にメディカルタイムアウトを取ったメドベージェフは第3セット、第4ゲームでブレークを許す。直後の第5ゲームでこの試合初のブレークに成功するも第6ゲームで再びブレークを奪われ、3時間11分で力尽きた。

メドベージェフは四大大会の決勝に今回を含め5度進出しており、優勝した2021年の全米オープン以外では、R・ナダル(スペイン)に2度、ジョコビッチに2度敗れたことになり、四大大会決勝での成績が1勝4敗となった。

試合後の表彰式でメドベージェフは「まず、ノヴァーク(ジョコビッチ)に聞きたい。君はまだここで何をしているんだい?」と笑顔で話した。

「冗談はさておき、(僕たちの)3度目の決勝だっけ?最後じゃないといいな。おそらく君は今後もたくさん決勝に進出するだろうから、そうならないことを願っている」

「いつ少しペースを落とすつもりなのか知らないけれど、君と君のチームにおめでとう」

「24回目か。僕のキャリアはあまり悪くないと思うし、20個のツアータイトルを持っているけれど、君は24個のグランドスラムタイトルを持っている、ワオ」

「君と君のチームを祝福するよ。君たちは素晴らしい」

「グランドスラムの決勝でノヴァークを破ったことがあるというのはすごいことだと思う。現時点ではそれが僕のキャリアの頂点だね」

「同時に、もし彼とラファ(ナダル)がいなかったら...それは不可能だけどね。彼らとは5回決勝を戦い、1回しか勝てなかった。でも彼らは僕をもっと良くするよう後押ししてくれるんだ」

メドベージェフは偉大なレジェンドたちがいなければと考えてしまうのと同時に、彼らがいたことで強くなれたという率直な想いを述べた。

一方、勝利したジョコビッチは2018年以来5年ぶり4度目の優勝を果たすと共に男女を通じて歴代最多タイとなるグランドスラム24勝目を飾った。

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(2023年9月11日17時40分)

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