テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は9日に女子シングルス決勝が行われ、19歳で第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)が第2シードの
A・サバレンカを2-6, 6-3, 6-2の逆転で破り同大会初優勝を飾るとともに、四大大会で初のタイトルを獲得した。表彰式でガウフは自身に批判的だった人々へ痛烈なメッセージを送った。
>>【動画】ガウフ 表彰式で険しい表情、批判してきた人々に痛烈メッセージ<<>>【動画】19歳ガウフ 全米OP優勝の瞬間号泣<<19歳で世界ランク6位のガウフは今大会、準決勝で第10シードの
K・ムチョバ(チェコ)をストレートで下し、準優勝となった昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来2度目の四大大会決勝の舞台に進んだ。
迎えた決勝戦、ガウフは第1セットをサバレンカに奪われたものの、第2セットから息を吹き返し1セットオールとすると、ファイナルセットでは3度のブレークをサバレンカから奪い、逆転で四大大会初優勝を成し遂げた。
優勝の瞬間ガウフはコートに倒れこみ涙を流した。
ガウフは試合後の表彰式で喜びや感謝を笑顔で述べたが、スピーチの終盤に突如として表情を険しくさせると、自身に批判的だった人々へメッセージを送った。
「私を信じていなかった人たちに感謝するわ。1ヵ月前、私はWTA500のタイトルを獲得し、人々は私がそこで止まるだろうと言った。2週間前、私はWTA1000のタイトルを獲得し、人々はそれが限界だと言った。3週間後、私はこのトロフィーとここにいる」
「私はベストを尽くしてきた。私の火に水を注いだと思っていた人たち、あなたたちは実際にはガスを注いでいたの。私は今、とても明るく燃えているわ」
表彰式でこのようなことを語る選手は多くなく異例のメッセージとなったが、最後には再び表情を明るくさせ大会に感謝を述べた。
一方、敗れたサバレンカは四大大会2度目のタイトルとはならなかった。
[PR]8/28(月)~9/11(月) 全米オープンテニス WOWOWで連日独占生中継!
WOWOWオンデマンドでは日本人選手の試合を全試合ライブ配信予定■WOWOWオンデマンドはこちら>
■関連ニュース
・ジョコ「辞める理由見つからない」・初の世界1位「悲しいと同時に嬉しい」・大坂 なおみ、来季「多くの大会に出場する」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング