テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は4日に女子シングルス4回戦が行われ、第2シードの
A・サバレンカが第13シードの
D・カサトキナを6-1, 6-3のストレートで下し、3年連続3度目のベスト8進出を果たした。
>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<現在世界ランク2位のサバレンカは、前日の4回戦で同1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)が敗れたことにより大会後に更新される世界ランキングで初の世界ランク1位の座に就くことが決定し4回戦を迎えた。
この試合、サバレンカはカサトキナに3度のブレークを許したものの、自身はそれを大きく上回る7度のブレークに成功。試合を通じ31本ものウィナーをカサトキナから奪うなど、圧倒的な攻撃力をみせたサバレンカは1時間15分でベスト8進出を決めた。
試合後の会見でサバレンカは世界ランク1位となることが決定したことについて想いを口にした。
「正直なところ、彼女(シフィオンテク)には負けてほしくなかった。あの試合をみていて、『さあ勝つのよ』って感じだった。確信はなかったけれど、いくつか波乱があっても、おそらく彼女は決勝に進むだろうと思っていたの」
「私は決勝に進むために、可能なことも不可能なことも全部やって、コートで全ての決着をつけようと思っていた」
「だから悲しかったけれど、同時に彼女がただ崩れ落ちたわけじゃないんだから、喜ばなきゃって思ったの。この1年、私はずっといいプレーをしてきた。彼女にある意味プレッシャーをかけてきた。悲しいと同時に嬉しかったわ」
「こんな形で世界1位になりたくなかった。世界1位をかけて戦いたかったわ」
勝利したサバレンカは準々決勝で第23シードのジャン・チンウェンと対戦する。ジャンは4回戦で第5シードの
O・ジャバー(チュニジア)を破っての勝ち上がり。
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