女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2023(日本/東京、ハード、WTA500)は28日、シングルス2回戦が行われ、第4シードの
M・サッカリ(ギリシャ)が今大会での引退を表明している世界ランク331位の
土居美咲を6-3, 6-1のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。試合終了直後、ネット際で挨拶を交わすときにサッカリは土居に対し「あなたはすごい選手。あなたは素晴らしい人、光栄でした」とコメントしていた。
>>サッカリ、シフィオンテクら東レPPO組合せ<<【動画】サッカリ 試合終了直後に土居をハグ世界ランク6位のサッカリは前週のグアダラハラ・オープン・アクロン(メキシコ/グアダラハラ、ハード、WTA1000)で、自身2度目のツアー優勝を果たすとともに「WTA1000」初タイトルを掲げて来日。初戦が今大会で引退を表明している土居となった。
この日はファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。6度のブレークチャンスの内4度をものにし、1時間5分で勝利した。
試合終了直後から土居は涙を流しながらネットへ挨拶に。サッカリは両手を広げ土居を待ち、抱きしめた。そして「あなたはすごい選手。あなたは素晴らしい人、光栄でした」とコメント。土居は「ありがとう」と語り主審との握手に向かった。
サッカリはコート上での勝利者インタビューでも土居を気遣い「今日は美咲の日」とコメント。ベンチでは土居のインタビューを最後まで聞き、拍手を送った。
試合後の会見では「今日は土居選手が最後の試合ということでとても感情的になったわ。ただ、私にとっては良い試合ができたと思う。先週のグアダラハラから良い状態が保てているので、この後もそれを続けられればと思う。彼女(土居)はテニス界でも優れた人で数多くの選手からリスペクトを受ける選手の1人なので、私としても彼女に対して精一杯の敬意を払いたいと思った。そして土居選手にはこれから先の人生も楽しんでほしいと思うわ」と話した。
準々決勝では第5シードの
C・ガルシア(フランス)と対戦する。ガルシアは2回戦で世界ランク28位の
A・カリーニナ(ウクライナ)を6-4, 6-3のストレートで下しての勝ち上がり。
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