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西岡「たった1年で気持ちが反対に」

西岡良仁
西岡良仁
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは21日、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初のベスト16に進出した世界ランク33位の西岡良仁のインタビューを掲載した。

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27歳の西岡は昨年の全豪オープン1回戦でR・アルボット(モルドバ)に敗れ初戦敗退。世界ランクは120位台に入りチャレンジャー大会などに出場した。

ATPのインタビューで1年前を振り返った西岡は「昨年は悪夢のようだった。ランキングは120位くらいまで落ちたんだけど、『ああ、もうトップ50には戻ってこられないんだ』って感じたんだ。2年後、もし無理だったら引退しようと言ったんだ。そうしたら、日本のファンの人たちがすごく驚いていた。けど、本当にそう思っていたんだ」とコメント。

「もしうまくいかなかったら、辞めようと思っていた。2、3カ月したらすごくうまくなって、自信がついてきた。そして新しいコーチがつき、そのコーチが僕をサポートしてくれるようになり、チームのみんなもサポートしてくれるようになった。今、ようやくトップ30になることができた」

「去年はほとんど『もうダメだ』と思っていたんだ。たった1年で気持ちが反対になったことに驚いている」

西岡はインタビューのなかで、試合中の感情をコントロールすることにも言及。感情を抑え込むことではなく、感情を試合のパワーに変換することにしたと明かしている。

「『どうしたらいいんだろう?』と考えていた。感情を表に出さないこと?それをやってみたけど、僕にとってはあまりいい気分じゃないんだ。けど、(感情を表に出すことは)なぜかわからないけどすごくいいプレーができた。感情を使うメンタリティーを少しでも持っていると、すごく試合に集中できる気がして、それは勝ちたい欲からくるんだと思う。だから、勝ちたいなら(感情を)出さないといけないと今になってわかったんだ。でも、コントロールする必要があるのは確かです。ノヴァーク(ジョコビッチ)やアンディ・マレーのようにね。彼はコーチと何か話しているし、ポイントごとに少し動揺しているように聞こえるけど、とても要領がいいんだ」

「そういうメンタリティのコントロールができるようになると、僕にとってもすごくいいことだと思うんだ。でも、2年前は(それを)コントロールすることができなかったんだ。動揺しているときは、ただ動揺しているだけで、気が狂いそうだった。でも今はどうすれば怒れるか、どうすれば誰かを倒すことに集中できるかをコントロールできるようになった。それが大きな違いだと思う」

昨年8月のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)で西岡はJ・ブルックスビー(アメリカ)A・デ ミノー(オーストラリア)K・ハチャノフD・エヴァンス(イギリス)A・ルブレフらを破り決勝に進出。最後はN・キリオス(オーストラリア)に屈したものの、準優勝を果たしている。

そして新コーチであるクリスティアン・ザハルカ氏をチームに招へい。9月にはユジン韓国オープン(韓国/ソウル、ハード、ATP250)でC・ルード(ノルウェー)D・シャポバロフ(カナダ)らを破り優勝。世界ランクも大きく上げ、約1年前から比較し90ほど上昇した。

「(ワシントンで)決勝に進出するまでは、こんな風になれるとは思っていなかった。その後、新しいコーチをつけてソウル250で優勝し、ランキングも上がった。今でも一緒に仕事をしていて、アデレードやここでも良い結果を残せているからとても助かっている」
「これはとてもうれしいことで、彼と一緒に仕事をすることが決まって本当に良かったと思っている。自分のランキングを上げることができると信じているし、他の大会でも良い結果を残せると信じているから、大きな自信になっているんだ」

22日に予定されている全豪オープン4回戦では第18シードのハチャノフと対戦する。

西岡は4回戦について「タフな戦いになることは間違いないけど、チャンスがあると信じているよ」と語っている。

西岡とハチャノフの一戦は日本時間22日の12時30分(現地14時30分)以降に行われる。

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