テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は11日、男子シングルス準決勝が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)は第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に6-3, 3-6, 6-7 (4-7), 2-6の逆転で敗れ、5年連続14度目の決勝進出とはならなかった。
>>ジョコvsチチパス 1ポイント速報<<>>全仏OP対戦表<<セットカウント1-2と崖っぷちに追い込まれたナダルは、第4セットの第1ゲームでブレークする好スタートを切った。しかし第3ゲームからジョコビッチに6ゲーム連取を許し、4時間11分におよんだ激闘の末に力尽きた。
フランスでは新型コロナウイルス感染防止により外出制限時間が23時に定められており、この日は第3セットを終えた時点で現地の時刻が22時40分頃を回っていた。
しかし「許可が出たことにより、観戦は最後まで許される」とアナウンスが流れたため、観客は最後まで試合を見届けることができた。
会見でナダルは「あの声援は素晴らしかった。感謝しきれない。ある瞬間では本気で疲れていたけど、観客から戦い続けるエネルギーをもらった。自分のテニス人生で最も大切な場所で観客のレベルを感じられたのは、僕にとってとても感情的なことなのは間違いない」と観客への感謝を伝えた。
一方、勝利したジョコビッチは決勝で第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは準決勝で第6シードの
A・ズベレフ(ドイツ)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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