スイステニス協会の公式サイトは14日、「スイス・スポーツアワード2020」で過去70年間におけるスイス人男子最高のスポーツ選手に選出された世界ランク5位の
R・フェデラー(スイス)の授賞式でのコメントを掲載した。
>>【中川 直樹】ラケバ公開、錦織 圭とフォームが似てる? インタビュー後編<<>>【中川 直樹】錦織 圭と西岡 良仁からの刺激が全日本優勝の要因、インタビュー前編<<39歳のフェデラーは今年3月と6月に右ひざを手術。新型コロナウイルスの影響でツアー再開が延期になったこともあり、無理をせずに2020年シーズンの終了を決めていた。今季公式戦の出場は、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)のみとなっている。
授賞式でフェデラーは「今回の栄誉を皆さんと共有したい。みんなで刺激し合ったことで、情熱と意思をここまで大きくできた。突き進む力が僕らを際立たせている」と喜びを表現した。
しかし、1月に開催予定となっている全豪オープンへの出場には難色を示すとともに、自身の引退の可能性にも言及することとなった。
「来年にはテニスコートに戻ってきたいと思っている。でももし復帰できずに終わってしまうとしても、このスポーツ賞でキャリアを終えられることは素晴らしいことだと思うよ」
また、2度行った右ひざの手術の状態については「1歩1歩踏み込んでいる。2カ月後に戻ってこようが半年後に戻ってこようが、僕には何の違いもない。もう1度コートに戻れたらいいね」と語った。
「スイス・スポーツアワード2020」ではフェデラーの他に、18歳のS・ストリッカー(スイス)も「素晴らしい才能を持つ若手スポーツ選手」賞を受賞している。
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