テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-0, 6-2, 7-5のストレートで下して4連覇、前人未到13度目の優勝を果たす偉業を成し遂げた。さらに
R・フェデラー(スイス)に並ぶ歴代最多タイの四大大会20勝目を達成した。オンコートインタビューでは「ここで勝てたことは僕にとって全て」と語った。
>>YouTube 東京国際大学テニス部に潜入! 灼熱の炎天下で選手と対決<<決勝戦、ナダルは序盤からジョコビッチを圧倒し、セットカウント2−0と優勝へ王手をかける。第3セットは先にブレークしたが、ゲームカウント4−4に追いつかれた。その後、再びギアを上げたナダルが第11・第12ゲームを連取し、2時間41分でジョコビッチとの頂上決戦を制した。
「これまでのキャリアで様々な経験をしてきた。僕には素晴らしいチームと家族がいる。みんなのおかげで勝つことができている。全世界のみなさん、今は困難な状況に直面している。みんなで戦うしかない。相手はウイルス」
「とても厳しい1年だった。今日はロジャー(フェデラー)に並ぶ20勝とかは考えずにプレーした。この勝利は僕にとって全仏オープンでもう1度優勝できたということ。僕のキャリアにおけるもっとも重要な瞬間を迎えることができた」
今回でナダルは全仏オープンの勝利数が記念すべき100に達し、セットを失わずに栄冠を手にした。
一方、敗れたジョコビッチは2016年以来4年ぶり2度目の全仏オープン制覇とはならならなかった。
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