高校3年生のテニスプレーヤーに「3年間の集大成となる大会を提供したい」との想いから実現した「全国高3テニスチャレンジトーナメント(後援:文部科学省スポーツ庁)」は26日、北信越大会(新潟県南魚沼市/大原運動公園/砂入り人工芝)男子シングルスを開催し、優勝した銘形剛希(富山第一)と準優勝の植木海音(東京学館新潟)が全国大会への切符を手にした。
試合開始直後に雨天による中断に見舞われた決勝戦、銘形は強打で先行し、最後はバックハンドのウィナーでマッチポイントをものにして6-4で植木に勝利し、優勝をおさめた。
>【動画】決勝戦はこちら<(7番コート・3:15:00~より)
優勝した銘形と準優勝の植木の2名は北信越代表として、11月7日・8日に
清水善造メモリアルテニスコート(群馬県高崎市/ハードコート)で行われる全国大会へ出場する。
北信越大会・男子の上位結果は以下の通り。
優勝:銘形剛希(富山第一高)
準優勝:植木海音(東京学館新潟高)
3位:松村英俊(敦賀気比高)
4位:内山照英(東京学館新潟高)
>ドロー・全結果はこちら<(左から)3位の松村、4位の内山
上位4選手
【優勝・準優勝コメント】
優勝:銘形剛希
「このコロナ禍のなか、(予定されていた)大会が無くなって練習のモチベーションがなくなっていましたが、この大会があったことで練習をする気になり、テニスの楽しさをあらためて実感できました。全国大会では1つでも多く勝てるように頑張ります」
準優勝:植木海音
「大会が無いなかで多くの方々が協力して開催されている大会なので、北信越の代表として全国大会でも勝てるように頑張っていきたいです」
(左から)準優勝の植木、優勝の銘形
横断幕に選手が思い思いのメッセージを綴る
全国10会場で開催される地方大会のうち7大会が終了し、10月3日に東海大会、四国大会、九州大会が行われる。
各大会の日程、会場は以下の通り
■北海道大会 9月6日:手稲稲積公園
■東北大会9月12日:アリーナまつお
■関東大会 9月21日:アポロコーストテニスクラブ
■北信越大会 9月26日:大原運動公園
■東海大会10月3日:岐阜メモリアルセンター
■関西大会 9月5日:マリンテニスパーク北村
■中国大会 9月12日:福山市竹ケ端運動公園庭球場
■四国大会10月3日:愛媛県総合運動公園
■九州大会10月3日:海の中道マリーナ&テニス
■沖縄大会 9月 19日:沖縄総合運動公園
■全国大会11月7日8日:清水善造メモリアルテニスコート
※北海道を除く地方大会は翌日が予備日
試合前に行われる除菌作業
各大会は、新型コロナウイルスの感染症対策として、ダイヤモンドプリンセス号の除染消毒を行った世界最高峰のコロナ除染技術をもつ「一般社団法人 日本特殊清掃隊」の監修のもと、試合会場の除染消毒および出場選手・運営スタッフへの感染対策指導を実施するほか、全会場とも保護者、選手関係者を含む無観客(報道メディア、大学スカウトは除く)にて開催される。
>最新情報:大会公式Twitter<>大会公式サイトはこちら<
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