テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は24日、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク71位の
西岡良仁を6-3, 6-2, 6-2のストレートで破り、3年連続13度目のベスト16進出を果たした。
>>ジョコら全豪OP対戦表<<この日、ジョコビッチは17本のサービスエースを放ち、ファーストサービスが入った時に93パーセントの高い確率でポイントを獲得。西岡を圧倒し、1時間25分で勝利した。
会見では「どのセットも先にブレークするアドバンテージを持ってスタートすると、より自信を得られるし、リラックスできる。彼(西岡)のサービスゲームでチャンスをつかめると思っていた」と振り返った。
「リターンを何本も返して攻撃し、彼を走らせた。常に同じボールを返さないようにして、速いプレーを心がけるようにもした。それが本当にうまくいった。自分のサービスがとても有効的だった。サービスでたくさんポイントを取ることができた」
西岡については「ツアーでも最も素早い選手の1人で、彼はどんどんボールを返してくる。もし彼とラリー戦になって普通のテニスをし始めてしまったら、それは彼の好きなリズム。バランスを崩して、とても速いプレーをし、短いボールや緩急をつけたプレーを彼はあまり好まない」と語った。
「それは言うほど簡単ではない。戦術的には出来る限り最高の状態で正しいことをやり、考えていた戦略をしっかりやり遂げる。しっかり準備をした。マドリッドのデビスカップの時も今回も、サービスが助けになった。なぜならサービスでたくさんポイントが取れたから」
ジョコビッチは4回戦で第14シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)と対戦する。シュワルツマンは3回戦で第24シードの
D・ラヨビッチ(セルビア)をストレートで下しての勝ち上がり。
2年連続8度目の全豪オープン制覇を狙うジョコビッチは「向上しなけらばいけないことがある。それはスポーツの美しさ。ここまでファーストサービスからのポイント獲得率はとても高い。それには満足している。ベースラインからフォアハンドもバックハンドもとてもよくプレーできている。今後も維持して2週目に行きたい」と意気込みを見せた。
「全豪オープンテニス」
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【放送予定】
1月20日(月)~2月2日(日)WOWOWにて連日生中継[大会第1・2日無料放送
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