男子テニスの国別対抗戦ATPカップ(オーストラリア/パース、ブリスベン、シドニー)は8日にグループB第3戦が行われ、日本はスペインに0勝3敗で敗れ、決勝トーナメント進出とはならなかった。
【YouTube】錦織との衝撃的な出会い【添田】が秘話を明かす。父になってからテニスに対する変化とは【YouTube】ジョコビッチとの戦いにかけた想い 【添田】が日本選手の苦悩を激白、ラケットバッグ公開この日、シングルス第1試合で世界ランク119位の
添田豪は同10位の
R・バウティスタ=アグ(スペイン)にストレートで敗れた。
続くシングルス第2試合では世界ランク72位の
西岡良仁が同1位の
R・ナダル(スペイン)に挑んだ。
西岡が先にブレークする好スタートを切ったが、四大大会19勝を誇るナダルに逆転を許し、タイブレークの末に第1セットを落とす。第2セットも王者ナダルに対してパッシングショットを決めるなどで会場を沸かせるも、熱戦の末に力尽きた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されており「彼(西岡)はとても才能がある素晴らしい選手。彼はいろんな難しいことを本当に簡単にやっている。タイミング、フットワークはツアーでも最高の選手の1人。彼はシーズンを素晴らしい形でスタートさせたし、つらいけがからこんなに高いレベルに戻ってきたのはとてもうれしいこと」と称賛した。
「とてもタフな試合だったし、厳しい状況のプレーだった。第1セットが大事だった。今日の勝利はうれしい。とても前向きな勝利となり、チームにとっても大切な勝利だった」
決勝トーナメント進出への望みを残していた日本は
マクラクラン勉/ 添田豪組が
P・カレノ=ブスタ(スペイン)/ ナダル組と対戦。10ポイント先取のマッチタイブレークでリードしたが、終盤でポイントを連取されて1時間55分で敗れた。
ナダルは「僕らはこの予選で1試合も負けなかったから、自信を持ってシドニーへ向かおうと思っている」と語った。
日本とスペインの組み合わせは以下の通り。
シングルス第1試合:添田豪 2-6, 4-6 R・バウティスタ=アグ
シングルス第2試合:西岡良仁 6-7 (4-7), 4-6 R・ナダル
ダブルス:マクラクラン勉/ 添田豪 6-7 (5-7), 6-4, [6-10] R・ナダル/ P・カレノ=ブスタ
「全豪オープンテニス」
2020シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープン。2019年全豪を制覇し、日本人で初めて世界ランキング1位になった
大坂なおみなど、今年の行方を占うトッププレーヤーたちの熱い戦いに世界中が注目する!
【放送予定】
1月20日(月)~2月2日(日)WOWOWにて連日生中継[大会第1・2日無料放送
■詳細・配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・西岡「不愉快な試合でした」・西岡棄権「点滴2リットル」・ジョコ 添田との熱戦制し8強■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報