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男子テニスの国別対抗戦であるARAG・ATP世界チーム選手権(ドイツ/デュッセルドルフ、賞金総額75万ユーロ、クレー)は18日、ラウンドロビン第2戦の初日を行い、ブルーグループの地元ドイツはP・コールシュライバー(ドイツ)がH・ゼバロス(アルゼンチン)を6-3, 6-4と89分で勝利、アルゼンチンに対し先制した。
世界ランク35位のコールシュライバーは、同49位のゼバロスとは1月の全豪オープンの1回戦でも対戦しており、その時もコールシュライバーに軍配が上がっていた。8本のサービスエースを決めるなどサービスが好調だったコールシュライバーは、第2セットで1度だけブレークを奪われるも2度のブレークを奪い返して勝利を決めた。
「勝つことは負けることより常に嬉しいものさ。良い状態にいると思う。感触も徐々に良くなっているんだ。ここ数日、激しい練習をしているけど、それを続けたいね。もっと良くするところがあるから。でも今日のような勝利は気分的に良いものだね。こうしてチームがリードできることに貢献できて嬉しいよ。」とコールシュライバーは調子の良さを感じていた。
同じくブルーグループでは、フランスとセルビアのシングルス2試合が行われ、P・H・マチュー(フランス)がD・ラヨビッチを6-2, 6-3で下し今季クレーでの初勝利を飾るも、続くシングルスではV・トロイキ(セルビア)がJ・シャーディ(フランス)を6-4, 6-2で下し、1勝1敗でこの日を終えた。
レッドグループではアメリカとスペインのシングルス2試合が行われた。N・アルマグロ(スペイン)がR・ジネプリ(アメリカ)を6-3, 5-7, 7-6 (7-4)の接戦の末下したが、S・クエリー(アメリカ)がD・ヒメノ=トラバー(スペイン)を6-3, 6-4で倒し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。
クエリーと共に出場していたJ・アイズナー(アメリカ)だったが、腕の怪我で急遽ジネプリが出場することになった。
「ニースの大会の予選に出ていたんだ。予選の最終ラウンドで負けて、すぐにパリへ飛んで全仏の予選へ向けてローラン・ギャロスで練習していたのさ。そしたら幸運にも本戦に入れたんだ。昨夜7時くらいにクエリーからってメールがあって、本戦入りしたのならアイズナーが怪我をしたからここへ来てくれってお願いされたんだ。“もちろん”って返信をして、すぐに荷物をまとめて夜の11時過ぎに着いて今日の試合に臨んだんだ。」
ジネプリは想定外の展開にとまどいつつも、全仏での本戦入りの朗報に気を良くして、強行スケジュールを組んでの参戦だった。明日のダブルスではB・ブライアン(アメリカ)とM・ブライアン(アメリカ)が出場し、アメリカの2勝目をかけて対戦する。
残りの試合はチェコ共和国とオーストラリアのシングルス1試合が行われた。J・ハジェク(チェコ共和国)がP・ルクザック(オーストラリア)を6-1, 6-2とわずか63分で一蹴。チェコ共和国が1勝を上げた。
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