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(ドイツ、デュッセルドルフ)
国別対抗戦のARAG・ATP世界チーム選手権は23日、ラウンドロビンのブルー・グループが試合を行い、チェコ共和国がベルギーに2-1で、スペインがドイツを2-1でそれぞれ下した。
チェコ対ベルギーの試合の第1シングルスでは、世界ランク12位のT・ベルディフ(チェコ共和国)がファースト・サーブでのポイント獲得率が95%と安定した戦いを見せ、O・ロクス(ベルギー)を6-3, 6-0で一蹴した。
第2シングルスでは、R・シュティエパネック(チェコ共和国)に代わって急遽J・ハジェク(チェコ共和国)が抜擢され、K・フリーゲン(ベルギー)を7-6(9-7), 6-4で下した。今季0勝8敗と精彩を欠いている世界ランク101位ハジェクだが、今大会では2戦全勝とチェコの勝利に貢献している。
ダブルスでは、S・ダルシス/O・ロクス組がベルディフ/M・ダム(チェコ共和国)組に 6-4, 3-6, 10-7で勝利した。
スペイン対ドイツでは、D・フェレール(スペイン)がP・コールシュライバー(ドイツ)を6-3, 7-5で、N・アルマグロ(スペイン)がF・マイヤー(ドイツ)を6-4, 6-4でそれぞれ退け、ダブルスを待たずにスペインが勝利を手中に収めた。ダブルスでは、M・コールマン(ドイツ)/A・ヴァスケ(ドイツ)組がN・アルマグロ/B・サルバ=ビダル(スペイン)組を7-6 (7-3), 6-3で倒し、一矢報いている。
チェコは金曜日に行われるドイツとの戦いに勝利すると、4年ぶり4度目の決勝戦進出となる。両国は去年も対戦し、そのときはドイツに軍配が上がった。同大会初優勝を狙うチェコは、2003年にも決勝進出しており、その時はチリに敗れた。
木曜日には、レッド・グループの試合が行われる予定で、アメリカ合衆国はスウェーデンと対戦、第1シングルスではM・フィッシュ(アメリカ)がT・ヨハンソン(スウェーデン)と、続いてJ・ブレーク(アメリカ)がR・ソデルリング(スウェーデン)と対戦する予定。スウェーデンは今大会全敗で、すでにチリとアルゼンチンに敗れている。
アメリカは、スウェーデン戦に単複で3戦全勝すると、現在2勝を収めているチリを抜いて決勝進出する可能性が残されている。2003年と2004年に2連覇を果たしているチリは、すでにアメリカとスウェーデンを下しているため、次のアルゼンチンに勝利すれば、アメリカの勝敗にかかわらずその時点で3度目の決勝進出が決まる。
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