シナー 全勝で3年連続の最終戦4強

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シナー
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男子テニスの最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)は14日、ビヨン・ボルグ・グループのシングルス第3戦が行われ、第2シードのJ・シナー(イタリア)が第5シードのB・シェルトン(アメリカ)を6-3, 7-6 (7-3)のストレートで下し、3戦全勝で3年連続3度目のベスト4進出を果たした。

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同大会は今季の獲得ポイント上位8選手のみが出場できるシーズン最後の大会。4選手ずつ2グループに分かれ予選ラウンドロビン形式で争い、各グループ上位2名が準決勝に進出する。

24歳で世界ランク2位のシナーが同大会に出場するのは3年連続4度目。昨年大会では全勝優勝を成し遂げており、今大会では2連覇を狙っている。

第1戦では第8シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第2戦で第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)をいずれもストレートで下し、すでに準決勝進出を確定させた状態で第3戦を迎えた。

23歳で世界ランク5位のシェルトンとの顔合わせとなった第3戦の第1セット、シナーは立ち上がりにやや硬さのあったシェルトンからいきなりブレークを奪うと、自身は順調にキープを重ね、第9ゲームでもブレークを果たし先行する。

続く第2セットでは両者キープが続きタイブレークに突入。これを制したシナーが1時間34分で勝利を収めた。

この結果、シナーは予選ラウンドロビン3戦全勝とし、ビヨン・ボルグ・グループを1位で突破。3年連続3度目のベスト4進出を果たした。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコメントを掲載している。

「ここで3試合すべて勝つには、とても高いレベルでプレーしなければいけない。それができたと思う。大事な場面でしっかりサーブが打てたことが、ここまで来られた理由。ホームの観客の前でプレーできて特別な1日だったし、ベン(シェルトン)との対戦はいつもタフだ」

「彼がビッグサーブを決めてきたら、できることは多くない。受け入れるしかないんだ。ここまでメンタル面はとても良い状態だから、この先どうなるか楽しみだよ」

なお、シナーは準決勝でジミー・コナーズ・グループを2位通過した第7シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と対戦する。

一方、ジミー・コナーズ・グループでは第1シードのC・アルカラス(スペイン)が同じく3戦全勝で1位通過を決めており、準決勝ではオジェ アリアシムと対戦する。両者が準決勝を突破すれば、決勝での頂上決戦が実現する。


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(2025年11月15日8時00分)
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