男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は10日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク53位のN・ジャリー(チリ)は第17シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)に6-7 (4-7), 3-6のストレートで敗れ2回戦敗退となった。この結果、昨年の同大会で準優勝を飾っていたジャリーは、大会後に更新される世界ランキングで90前後順位を落とすことになった。
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29歳のジャリーは、昨年の同大会でS・チチパス(ギリシャ)、T・ポール(アメリカ)らを破り決勝に進出。決勝ではA・ズベレフ(ドイツ)に敗れたものの、「ATPマスターズ1000」で準優勝という結果を残した。
しかし、同大会後はツアーレベルでマッチ7勝21敗と大苦戦。
昨年の同大会で獲得したポイントが今大会で失効するジャリーはなんとかポイントを積み重ねたいところだったが、この日の2回戦で世界ランク18位のセルンドロにストレート負けを喫した。
この結果、ジャリーは世界ランキングで620ポイントを失うことに。大会後に更新される世界ランキングで146位前後に転落する見込みとなった。
選手たちには1大会で好成績を残すだけでなく、1年を通じてコンスタントに結果を残すことが求められるという厳しい現実が、今回のジャリーのランキングの推移からも見て取れる。
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