望月慎太郎 シード下し本戦王手

現地１９日に開幕する男子テニスのマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）は日本時間１８日（現地１７日）、シングルス予選１回戦が行われ、世界ランク１５５位の望月慎太郎が予選第１６シードのY・ハンフマン（ドイツ）を7-6 (7-5), 6-4のストレートで破り、本戦入りに王手をかけた。

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２試合に勝利すると、本戦入りの切符が手に入るこの予選。

２１歳の望月が同大会の予選に出場するのは２年連続４度目。２０２１年には予選を突破し本戦入りしているが、昨年は予選１回戦でＤ・ゴファン（ベルギー）と対戦し、ストレートで敗れていた。

今大会は世界ランク１１３位のハンフマンと予選１回戦で激突。望月は４本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに７２パーセントの確率でポイントを獲得。ハンフマンに２度のブレークを許したものの、リターンゲームでは計３度のブレークを奪い、１時間４０分で勝利をおさめた。

予選決勝では予選第２シードのＦ・コメサナ（アルゼンチン）と対戦する。コメサナは予選１回戦で世界ランク２８７位のＭ・モウ（アメリカ）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日にはワイルドカード（主催者推薦）で出場している世界ランク３３０位の坂本怜が予選１回戦に登場し、予選第２２シードのＫ・マイクシャク（ポーランド）を6-4, 6-7 (5-7), 6-2のフルセットで撃破した。予選決勝では第９シードのＪ・ダックワース（オーストラリア）と対戦する。

一方、予選第１９シードのダニエル太郎はワイルドカードで出場した１７歳で世界ランク６８５位のＤ・ブランチ（アメリカ）に7-6 (10-8), 0-6, 3-6のフルセットで、同１５４位の内山靖崇は第２０シードのＴ・ボイヤー（アメリカ）に3-6, 7-6 (7-2), 1-6のフルセットで、同２１４位の綿貫陽介は第６シードのＧ・ディアロ（カナダ）に1-6, 7-6 (7-3), 3-6のフルセットでそれぞれ敗れ、予選１回戦敗退となった。

なお本戦には、世界ランク６４位の錦織圭と同６８位の西岡良仁が出場。日本時間１８日に行われた組み合わせ抽選の結果、錦織と西岡が１回戦で対戦するドローとなった。

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