女子テニスで世界ランク16位の大坂なおみは現在行われているBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)の4回戦で同3位のI・シフィオンテク(ポーランド)に2-6, 1-6のストレートで敗れ4回戦敗退となった。今季クレーコートシーズンで好調を維持していた大坂が完敗となった要因はどこにあっただろうか。
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28歳の大坂は先月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)で今季のクレーコート初戦を迎えると、快調に勝利を重ね16強入り。4回戦では世界ランク1位のA・サバレンカ相手に敗れたが、第1セットを先取するなど善戦した。
第15シードとして出場した今大会も、初戦の2回戦で世界ランク80位のE・リス(ドイツ)、3回戦で第19シードのD・シュナイデルを下しベスト16に進出。そして、4回戦で第4シードのシフィオンテクと顔を合わせた。
クレーコートで強さを誇ってきたシフィオンテクだが、今季はここまで思うように成績を残せておらず、好調の大坂の勝利を予想する声も戦前には一定数あった。
しかし、結果は大坂の完敗。なぜこのような結果になったのだろうか。
その理由はシフィオンテクの単純明快な戦術にあった。
シフィオンテクはこの試合、大坂のバックハンドに高くバウンドするスピンボールを集めた。大坂はこのボールへの対応に苦戦。高い打点でのバックハンドでミスを重ねた。
さらに、第2セットに入るとバックハンド側を意識する大坂に対し、シフィオンテクが大坂のフォアハンド側にボールを散らすと、大坂は動けずシフィオンテクがいとも簡単にポイントを獲得していった。
バックハンド側ではミスを誘われ、そこをケアしているとフォアハンド側に決められる。このパターンで完全に主導権を握られた大坂は、第2セットでは1ゲームしか奪えず完敗となった。
今回のシフィオンテク戦でクレーコートでの大坂攻略法が明確に示される形となり、24日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でも他の選手にこの戦術を取られてしまうのではないかと心配になるかもしれない。
しかし、今回大坂が敗れたのは、大前提としてシフィオンテクに大坂のショットに対応しこの戦術を確実に遂行するだけのストローク力があったからといえる。
大坂に対抗できるストローク力がなければ基本的にはこの戦術を取られる前に大坂は地力の差で勝利することができるため、ここまでの好調ぶりを考えると全仏オープンでもそう簡単に下位の選手に負けることはないだろう。
全仏オープンで大坂には、まず順当に16強入りすること、そして上位陣と対戦する可能性がある4回戦以降は今回のシフィオンテク戦で明確となった弱点を克服し勝利を挙げていくことが求められる。
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