元世界10位 鬱病から涙の本戦進出

ゲッティイメージズ
プイユ(2022年マドリッドOP)
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、男子シングルス予選決勝が行われ、世界ランク670位のL・プイユ(フランス)が同134位のJ・ロディオノフ(オーストリア)に1-6, 7-5, 6-0の逆転で勝利し、本戦出場を決めた。

>>【動画】プイユ、涙の勝利の瞬間<<

>>ジョコビッチ、西岡 良仁ら全仏オープン組合わせ<<

29歳のプイユは2016年にウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で自身初のグランドスラムベスト8入りを果たすと、同年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)でもR・ナダル(スペイン)を破りベスト8に進出するなどブレイク。

2018年にはキャリアハイとなる世界ランク10位を記録し、2019年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ではベスト4に駒を進めた。しかしその後、右肘の手術を受けると2021年にはトップ100から陥落。鬱病に苦しんでいたことも公表していた。

この試合の第1セット、プイユは試合開始から4ゲームを連取されるなどし先行される。続く第2セットは、両者1度ずつブレークを果たし迎えた第12ゲームをプイユがラブゲームでブレーク。1セットオールに追いつく。

ファイナルセット、地元の大声援を受けるプイユはファーストサービス時にポイントを88パーセントという高い確率で獲得。リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1ゲームも与えずに逆転で勝利し本戦出場を決めた。試合後、観客の大歓声に涙を堪えることができなかった。

プイユがツアーレベルの本戦に出場するのは昨年の全仏オープン以来、約1年ぶり。本戦1回戦の相手はまだ決まっていないが、本戦では昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)以来のツアーレベルでの白星を目指す。

[PR]5/28(日)~6/11(日)全仏オープンテニス WOWOWで連日生放送!
WOWOWオンデマンドでは大会第1日~第3日を無料配信!


■放送&配信スケジュールはこちら>





■関連ニュース

・スーパーショット披露、復活の兆し
・選手ら異議「罰金2,000万円高すぎる」
・苛立ち爆発「お前は12歳か?」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング

(2023年5月26日8時02分)
テニスショップ

  今週の売れ筋ランキング


テニスショップ テニスショップ

【1】NEWERA 9THIRTY   【2】diadora キャップ


次へ 次へ

【3】diadora トルネオ2   【4】NEWERA 9THIRTY


次へ 次へ

【5】diadora ICONシャツ   【6】NEWERA 半袖TEE


次へ 次へ

【7】diadora ロゴTEE   【8】NEWERA 半袖TEE


>>   テニスショップを見る

ディアドラセール

その他のニュース