21歳で世界1位「長期的に考える」

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会見に臨んだシフィオンテク
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニス協会のWTA公式サイトは16日、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、WTA1000)に第1シードとして出場する世界ランク1位のI・シフィオンテク(ポーランド)のコメントを掲載。21歳にかかる世界1位としての重圧や、直近出場した3大会でベスト4以上に駒を進められていないことなど自身の現在のコンディションについて語っている。

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シフィオンテクは15日にW&Sオープンに向けた記者会見に登場。今季は前半から好調を維持し、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)3回戦で敗れるまで公式戦37連勝を達成した。そのなかには6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)も含まれ、同大会では7試合で1セットしか落とすことなく優勝している。

しかし、全仏オープン以降に出場した3大会では決勝に進出することができず、前週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、WTA1000)では3回戦でB・ハダッド=マイア(ブラジル)にフルセットで敗れた。

シフィオンテクは現在の調子について「私は全体のプロセスを長期的に見て、次のシーズンでどこにいたいかを考えようとしている。私が長期的に考えるべきであると私自身を説得しているようなものね」と語った。

また、元世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)が現役を引退することを示唆していることについても語った。シフィオンテクとセリーナは対戦したことがなく、コート外でも交流はないと明かした。

「ネットの向こう側にいる彼女を見るのがどんなものか、見てみたいの。正直、セリーナと目を合わせることすら難しい。彼女はいつも周りにたくさんの人がいて、私はかなりシャイだから。彼女を見ると自分が世界1位としてそこにいることをちょっと忘れてしまう。まるで幼稚園児みたいにね」

シフィオンテクはW&Sオープンの初戦となる2回戦で世界ランク37位のA・コルネ(フランス)と同57位のS・スティーブンス(アメリカ)のどちらかと対戦する。

今大会の第2シードはA・コンタベイト(エストニア)、第3シードはP・バドサ(スペイン)、第4シードはM・サッカリ(ギリシャ)、第5シードはO・ジャバー(チュニジア)、第6シードはA・サバレンカ、第7シードはJ・ペグラ(アメリカ)、第8シードはG・ムグルサ(スペイン)。上位8シードは1回戦免除のため2回戦から登場する。




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(2022年8月16日15時48分)
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