国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

34歳で初の手術 キャリア転換明かす

チリッチ
チリッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATPは7日、元世界ランク3位で現117位のM・チリッチ(クロアチア)のインタビューを掲載。2023年1月、当時34歳で受けたキャリア初の手術や、その後のリハビリ、チャレンジャー大会への挑戦などについて語られている。

>>ズベレフ、ジョコビッチら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<

2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では決勝で錦織圭を破り四大大会初制覇を成し遂げたチリッチ。キャリアでは通算21度のツアー制覇を達成し、ハード、クレー、芝、どのサーフェスでもトロフィーを掲げた。

そのチリッチは2023年1月にキャリアの大きな転換を迎える。開幕戦となったタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)では、世界ランク17位で参戦し、初戦に勝利したものの準々決勝を前に棄権。この時点で右ひざの半月板を損傷しており、同月にキャリア初めての手術を受けた。

その後復帰を果たしたが、2024年5月には再び同箇所を手術。2024年1月にシングルスポイントも消減した。

「インターネットをくまなく読み漁り、ひざの手術や回復、何をすべきか、何をすべきでないか、どのようにトレーニングすべきか、その後のトレーニングについて、何百人とは言わないまでも、何十人、何十人もの研究者を読み漁ったんだ」

その執念の甲斐もあり、チリッチはシカゴの整形外科医でスポーツ医学の専門家であるブライアン・コール氏にたどり着く。

「彼は実に率直で、自分の考えがどういうものかを明確に説明してくれた。僕は基本的に、研究を通してすべてを知っていた。何が最良の選択なのか、僕の年齢のアスリートにとって何が最良の方法なのかがわかった。そして、ドクターのアイデアに従ったんだ」

2024年の始めに出会った両者は5月に手術を敢行した。

「膝に問題が続いていたのは、軟骨のせいだった。なぜそうなったのかは誰にもわからないよ。2度目の手術に踏み切ったのは本当に最良の選択だったし、ここ数年、ひざに関して下した最良の決断だった」

その後、懸命なリハビリとトレーニングの末、2024年9月には世界ランク777位で出場した杭州オープン(中国/杭州、ハード、ATP250)で優勝を果たすまで回復。世界ランクも現在は118位にまで再浮上している。

今シーズンはトップ選手たちがBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)やマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)でしのぎを削っているなか、一足早くクレーコートシーズンへ移行。3月のムルシア・オープン(スペイン/ムルシア、クレー、ATPチャレンジャー)、ユーロファームズ・ジローナ-コスタ・ブラバ(スペイン/ジローナ、クレー、ATPチャレンジャー)、4月のオープン・メノルカ(スペイン/メノルカ、クレー、ATPチャレンジャー)と立て続けに出場し、ジローナではタイトルを獲得した。

「僕はもうトップ100でもトップ50でもないんだ。今は頭を低くして仕事をし、チャレンジャーに戻って、それをやり遂げる時。それが僕にとっての最初のステップで、その後は若い選手たちと戦い、競い合い、いいプレーをするというモチベーションを持ち続けることなんだ」

チリッチがチャレンジャー大会でタイトルを手にするのは2007年に18歳のときに母国クロアチアのリエカで優勝して以来 約18年ぶり。これはチャレンジャー大会において、前回優勝時からの間隔が最も長い記録だった。

「チャレンジャーに落ちない、ということを誇りに思うことを捨てる。自分の望むレベルに戻るために努力するんだ。自分のランキングにはとても満足しているし、自分の方向性にも満足しているよ。今年がどんな年になるか最後まで見てみたい」


■関連ニュース

・観客に苛立ちプレー拒否、ゲーム失う
・錦織 圭 4月出場大会 視聴方法・賞金・詳細
・キング氏 大谷翔平に言及「人として最高」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2025年4月8日10時39分)

その他のニュース

6月2日

対戦相手を称賛「まるでシナー」 (0時49分)

6月1日

女王 大逆転勝ちで4連覇へ望み繋ぐ (23時29分)

世界4位に大逆転勝利で全仏OP8強 (20時34分)

穂積絵莉ペア 快勝で全仏OP8強 (19時18分)

崖っぷちから逆転勝ちで全仏OP16強 (17時16分)

完敗で相手コーチに慰められる (9時57分)

世界361位 四大大会初出場で16強 (9時09分)

錦織圭 欠場でクレーシーズン終了 (7時43分)

世界2位 ブレーク合戦制し16強 (7時05分)

ジョコ 16年連続19度目の全仏OP16強 (6時02分)

ズベレフ 8年連続で全仏OP16強 (0時08分)

5月31日

世界5位 注目の18歳に完勝で16強 (23時41分)

18歳 全仏OP16強「何でもできる」 (22時37分)

シナー 衝撃の圧勝劇で全仏OP16強 (21時27分)

【1ポイント速報】シナーvsレヘチカ (19時42分)

【特別企画】トロラインX大野チャンネル~第1回トロライン(Toroline)新人アンバサダー発掘オーディションを開始! (19時10分)

女王”天敵回避” 願い叶う (17時09分)

不調チチパス、イバニセビッチ招へい (13時56分)

米史上4人目の若さで16強 (12時05分)

二宮真琴組 逆転負けで16強ならず (9時48分)

全仏女王 快勝で7年連続16強 (8時45分)

アルカラス16強「苦しい試合だった」 (7時21分)

加藤未唯 全仏OP混合複 初戦敗退 (5時56分)

5月30日

穂積絵莉ペア 逆転勝ちで全仏OP16強 (23時12分)

世界1位 相手寄せ付けず16強 (22時27分)

青山修子/内島萌夏ペア 2回戦敗退 (20時03分)

警鐘「選手生命が短くなる」 (18時50分)

錦織圭 ジャパンOP出場決定 (17時26分)

観客に苦言「敬意を欠いている」 (17時08分)

世界200位 シード撃破の大番狂わせ (9時59分)

18歳 初の四大大会3回戦進出 (8時46分)

4時間25分の死闘制し劇的勝利 (7時28分)

38歳ガスケ「最高の終わり」 (6時35分)

ジョコ 20年連続で全仏OP3回戦進出 (3時43分)

【1ポイント速報】全仏OP男子シングルス2回戦 (0時30分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!