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歴史的快挙も「記録のためではない」

シナー
シナー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は14日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第12シードのA・ルブレフを6-2, 6-4のストレートで下し、2年連続2度目のベスト4進出を果たすとともに、ATPマスターズ1000でのマッチ連勝記録を歴代単独1位となる32に伸ばした。大記録を更新したシナーだが、「記録のためにプレーしているわけではない」と冷静に語った。

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24歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは2年連続7度目。最高成績は昨年の準優勝となっている。

シナーは今大会で優勝すると、N・ジョコビッチ(セルビア)に次ぎ史上2人目となるキャリアゴールデンマスターズ(ATPマスターズ1000全9大会制覇)の偉業を達成することになる。

28歳で世界ランク14位のルブレフとの顔合わせとなった準々決勝、シナーは第1セットで2度のブレークを奪って先行すると、第2セットでも2度のブレークに成功しリードを広げる。第6ゲームでは今大会初めてサービスゲームを落とすも、最後までリードを守り切って勝利を収めた。

この結果、シナーは昨年のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)から続くATPマスターズ1000での連勝記録を32に伸ばした。これは1990年にATPツアーが創設されて以降、ジョコビッチが2011年に記録した31連勝を抜いて歴代単独1位の大記録となった。

しかし、試合後の会見でシナーは「記録のためにプレーしているわけではない。自分のストーリーのために戦っている」と冷静に語った。

さらに「若い頃は、今の自分のような選手としてここに立っているとは想像もしていなかった。ここまで高いレベルに到達できるとも思っていなかった」と明かし、「この大会は自分にとって特別なもの。コンディションは難しかったが、うまく適応できたと思う」と試合内容にも触れた。

また「大会中に少し疲れを感じる日があるのは普通のこと。長い日々が続いているが、最終的にうまくまとめられたことには満足している」とも語り、過密日程の中での戦いぶりを振り返った。

なお、準決勝では第7シードのD・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは準々決勝でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク94位のM・ランダルーセ(スペイン)を下しての勝ち上がり。


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