男子テニスのEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)は21日にダブルス準決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している
D・ストリッカー(スイス)/
S・ワウリンカ(スイス)組がR・イェバヴィ(チェコ)/ P・ノウザ(チェコ)組を6-3, 7-6 (8-6)のストレートで下し、地元大会で決勝進出を果たした。なお、38歳のワウリンカがATPツアーのダブルスで決勝に進出するのは2013年以来10年ぶりの出来事となった。
>>錦織 1年9月ぶりツアー大会の初戦 1ポイント速報<<>>錦織、西岡らアトランタOPの組合せ<<地元スイスで開催されている今大会にワウリンカはシングルスとダブルスの両方に出場。シングルスでは2回戦で世界ランク110位
J・ムナル(スペイン)にストレートで敗れたものの、ダブルスでは母国の後輩である20歳のストリッカーとペアを組み準決勝に駒を進めた。
準決勝の第1セット、ストリッカー/ ワウリンカ組はファーストサービス時に82パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークポイントを与えず、リターンゲームでは1度のブレークを果たし先行する。
続く第2セット、両ペア1度ずつブレークを奪い合い、ストリッカー/ ワウリンカ組は第10ゲームと第12ゲームで4度のセットポイントをしのぐと、その後のタイブレークを制し1時間17分で決勝に進出した。
勝利したストリッカー/ ワウリンカ組は決勝で第1シードのM・デモリナー(ブラジル)/ M・ミデルクープ(オランダ)組と対戦し地元優勝を目指す。
なお2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)男子ダブルスで
R・フェデラー(スイス)とペアを組み金メダルを獲得した経験のあるワウリンカが、ATPツアーのダブルスで決勝に進出するのは
B・ペール(フランス)とペアを組み優勝を飾った2013年2月のチェンナイ・オープン(インド/チェンナイ、ハード、ATP250)以来10年ぶりとなった。
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