テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は24日、第18シードの
K・ハチャノフと第29シードの
S・コルダ(アメリカ)の男子シングルス準々決勝が行われたが、ハチャノフが7-6 (7-5), 6-3, 3-0とリードした時点でコルダが途中棄権。ハチャノフが大会初のベスト4進出を果たした。
>>チチパスvsレヘチカ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、チチパスら全豪OP男子 組合せ・結果<<全豪オープンに7年連続7度目の出場となるハチャノフ。今大会では1回戦で世界ランク72位の
B・ミラリェス(スペイン)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場する同84位の
J・クブラー(オーストラリア)、3回戦で第16シードの
F・ティアフォー(アメリカ)、4回戦で第31シードの
西岡良仁を下し、大会初のベスト8に駒を進めた。
この日の第1セット、ハチャノフが第1ゲームから3ゲームを連取。第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるも、ここでコルダにブレークを許しタイブレークに突入する。一進一退の攻防となるもハチャノフが3度目のセットポイントをものにし、先行する。
第1セット終了後にコルダがメディカルタイムアウトを取り、右手首にテーピングを施す。第2セット開始から右手首を気にしながらプレーするコルダに対し、ハチャノフが2度のブレークに成功し、セットカウント2-0と勝利に王手をかける。
迎えた第3セット、ハチャノフが3ゲーム連取をした時点でコルダが棄権を表明。右手首の負傷によりプレー続行できず、試合は1時間50分で終了した。
グランドスラムでは昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に続き2度目の4強入りを決めたハチャノフ。準決勝では第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)と世界ランク78位の
J・レヘチカ(チェコ)の勝者と対戦する。
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