テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルス3回戦が行われ、第18シードの
K・ハチャノフが第16シードの
F・ティアフォー(アメリカ)を6-3, 6-4, 3-6, 7-6 (11-9)で破り、大会初のベスト16進出。これにより、第31シードの
西岡良仁は4回戦で世界ランク20位のハチャノフと対戦することが決定した。
>>メドベージェフvsコルダ 1ポイント速報<<>>西岡vsハチャノフ 1ポイント速報<<>>西岡、ジョコビッチら全豪OP男子 組合せ<<全豪オープンに7年連続7度目の出場となるハチャノフ。今大会では1回戦で世界ランク72位の
B・ミラリェス(スペイン)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場する同84位の
J・クブラー(オーストラリア)を下し、5年連続で3回戦に進出した。
この日の第1セット、第1ゲームで4度のブレークポイントを凌いだハチャノフ。直後の第2ゲームでブレークに成功すると、その後はブレークチャンスを与えず、先行する。
続く第2セット、ハチャノフは第3ゲームでブレークに成功。直後の第4ゲームでブレークバックを許すも第7ゲームで2度目のブレークを奪い、セットカウント2-0と勝利に王手をかける。
しかし、第3セット、6度のブレークチャンスを掴まれると第4ゲームでブレークを許す。リターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴めず、ティアフォーに1セットを返される。
第4セット、第1・第2ゲームで互いにブレークを奪い合うと、その後はサービスキープが続きタイブレークに突入。1-6とされ6度のセットポイントを握られるも全て凌いだハチャノフが3度目のマッチポイントをものにし、3時間32分で勝利した。
勝利したハチャノフは4回戦で第31シードの西岡と対戦する。西岡は3回戦で世界ランク65位の
M・マクドナルド(アメリカ)を7-6 (8-6), 6-3, 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
西岡とハチャノフは過去に3度対戦し、ハチャノフの2勝1敗。直近では2022年のシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)3回戦で対戦しており、7-6 (7-2), 7-6 (7-1)のストレートで西岡が勝利している。
同日には第3シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第6シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第15シードの
J・シナー(イタリア)らが16強に駒を進めている。
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