国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ティアフォー「全て出し切った」

フランシス・ティアフォー
準決勝で敗れたティアフォー
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は9日、男子シングルス準決勝が行われ、第22シードのF・ティアフォー(アメリカ)は第3シードのC・アルカラス(スペイン)に7-6 (8-6),3-6,1-6,7-6 (7-5),3-6の逆転フルセットで敗れ、四大大会初の決勝進出とはならなかった。試合後の会見では「僕は持てる力をすべて出し切った」と語った。

>>アルカラスvsルード 1ポイント速報<<

>>シフィオンテクvsジャバー 1ポイント速報<<

準決勝、第1セットは互いにサービスゲームのキープが続きタイブレークに突入。3度のセットポイントを凌がれたティアフォーだったが、最後はアルカラスがダブルフォルトを犯し先行する。第2セットでは第6ゲームでこの試合両者を通じて初のブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。

第3セットでは序盤4ゲーム連取を許すなど一方的な展開となりセットカウント1-2と崖っぷちに追い込まれたものの、第4セットではブレークの奪い合いとなり再びタイブレークへ。これをものにし、ファイナルセットにもつれ込んだ。

ファイナルセット、第1ゲームで先にブレークを許したティアフォーだったが、第4ゲームでブレークバックに成功。しかし、最後まで攻めの姿勢を崩さなかったアルカラスに押し切られ、その後2度のブレークを奪われ力尽きた。試合時間は4時間19分。

試合後の会見でティアフォーは「今、いろいろな感情があるよ。正直なところ、僕はベストプレーヤーとプレーできること、そしてグランドスラムで勝つことができることを証明できた。僕が最高のプレーをするとき、何ができるかは誰もが知っていると思うんだ。でも、そのような選手の1人になること、そしてコンスタントに勝利することがどれだけ凄いなことなのかはわかっている。もちろん、これまでのキャリアでは良いプレーが散発的で、一時的に調子を崩すこともあった。でも、僕は常に世界のトッププレーヤーと戦ってきたんだ。今、僕はそれをコンスタントに続けていて、もっと簡単に相手を倒せるようになってきている。次のステップに進む準備はできている。今のランキングは、正直言ってただの数字だと思う。誰と対戦するかなんて、本当にどうでもいいんだ。どんな試合でも勝てるような気がするからね」と自信を語った。

また、優勝のための努力や過程を考えことについて、自身の心境の変化も口にした。

「そのプロセスが好きになった。より多くのハードワークをこなすようになったんだ。よりスマートに仕事をし、より理解するようになった。いつも一生懸命やっているけど、自分の弱点をもっと強くして、自分のゲームをもっと分解して、また試合の勉強をするようになったんだ。若いころは、試合のことだけをよく勉強していた。今は自分の弱点を改善し、より良くなるよう努力し続けるだけだ。2週間をこの大会で過ごすというのは、世界で1番タフなことだといつも思っている。ここまでくると、2週間の間にどれだけ休息が大切か、よくわかる。今回、1度も外食に行かなかったんだ。ただ休んでいるだけ。しんどいよ。もし、日曜日(決勝)にプレーしなければならないのなら、もっと体力が出てくるんだけどね。でも、2週間、何試合も戦うというのは簡単なことではない。タフなテストだね」

ティアフォーは今大会、D・シュワルツマン(アルゼンチン)R・ナダル(スペイン)A・ルブレフらを下し4強入り。自身より上の世界ランクの選手を倒し、初のベスト4に駒を進める結果となった。この約2週間の激闘について、最後に実感と感想を述べた。

「正直なところ、まだ実感がわかないんだ。でも、僕の人生で最もクレイジーな2週間だった。そうだね、人生で最もクレイジーな2週間。夢にまで見たことだ。でも、少し足りなかった。ラファ(ナダル)を破ったこと。僕は今年のグランドスラムでラファを破った唯一の選手なんだ。彼は世界1位の座を争っているから、それを封じることができたんだ。けど、グランドスラムで彼に勝ったというだけなのも事実。グランドスラムで彼に勝つのは簡単なことではないけど、ここニューヨークで、みんなの前で初めて彼を倒し、その意味を理解するのはクレイジーなことだったね」

「(アルカラスは)世界でもトップクラスの選手であることは間違いない。彼はとても若いし、とてもハードにボールを打つ。正直なところ、彼ほど動きのいい選手とは対戦したことがないんだ。彼は頂点に到達している。彼がどうやってポイントを伸ばしているのか、信じられないよ。とんでもない選手だ。長い間、他の選手にとって問題であり続けるだろうね。もう1度言うけど、僕にはチャンスがあった。チャンスもあったけど、でも、あの若さで大事な場面であれだけ冷静でいられるなんて脱帽だし、尊敬しているよ」

ティアフォーをフルセットで退けた19歳のアルカラスは四大大会初制覇をかけて、第5シードのC・ルード(ノルウェー)と対戦する。ルードは準決勝で第27シードのK・ハチャノフを下しての勝ち上がり。

また、この決勝戦で勝利した選手が次週世界ランク1位に輝くことが確定。アルカラスが1位となった場合は、2001年にL・ヒューイット(オーストラリア)が打ち立てた記録を破り、史上最年少での1位となる。またルードが1位となればノルウェー人として初めて王座につくことになる。

[PR]8/29(月)~9/12(月)
WOWOWで連日独占生中継!
WOWOWオンデマンドにて全コートライブ配信
第13日 女子決勝 シフィオンテク−ジャバー 初の頂点に立つのは?

9/19(月)~「東レ パン パシフィック オープンテニス」、10/3(月)~「楽天ジャパンオープンテニス」も連日生中継&ライブ配信!


■放送&配信スケジュールはこちら>




■関連ニュース

・男女の賞金格差 19歳が疑問
・錦織 出場予定一覧に名前なし
・東レPPO 3年ぶり開催を発表

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2022年9月10日14時40分)

その他のニュース

1月20日

全豪OP女子 前年女王ら8強決定 (22時46分)

全豪OP男子 シナーら8強出揃う (22時13分)

モンフィス 健闘も無念の途中棄権 (18時23分)

19歳新星 快進撃ストップ (17時08分)

シナー ハプニング続出も8強 (15時43分)

【1ポイント速報】シナーvsルーネ (14時44分)

侵攻開始から3年、露選手に負けなし (14時17分)

ジョコに謝罪「冗談のつもりだった」 (10時03分)

ダブルス名手が引退「心から感謝」 (8時50分)

沢代榎音ら 全豪Jr初戦突破 (7時19分)

ジョコ 怒りの抗議、インタビュー拒否 (6時08分)

1月19日

ズべ 今大会初めてセット失うも8強 (21時44分)

ジョコ15度目の8強 次戦はアルカラス (19時57分)

【1ポイント速報】ジョコビッチら 全豪OP4回戦 (17時13分)

錦織撃破の世界11位 全豪OP8強 (16時34分)

アルカラス 相手棄権で全豪OP8強 (15時46分)

柴原瑛菜組 ストレート負けで16強逃す (14時54分)

加藤未唯組 逆転勝ちで全豪OP8強 (13時56分)

全豪OP3連覇へ あと3勝 (12時29分)

富澤直人と辻岡史帆 全豪Jr初戦突破 (10時44分)

錦織圭&大坂なおみ ツーショット公開 (9時37分)

夫婦で同日に世界4位撃破 (8時37分)

カメラ破壊の世界5位に高額罰金 (7時32分)

1月18日

加藤未唯組 逆転勝ちで16強 (21時51分)

ラッキールーザーから全豪OP16強 (21時39分)

シナー 快勝で4度目の全豪OP16強 (20時30分)

ナダル以来の快挙 19歳で全豪OP16強 (19時21分)

モンフィス 世界4位撃破 全豪OP16強 (17時24分)

“また”フルセットで勝利「大好き」 (14時30分)

全豪OP 早期敗退相次ぐ“中堅世代” (13時48分)

20歳新鋭が四大大会初16強 (11時53分)

2年ぶり16強、失ゲーム1の完勝劇 (10時59分)

【1ポイント速報】シフィオンテクvsラドゥカヌ (9時32分)

アシックス 豪華テニスサミット開催 (8時24分)

全試合フルセット勝利“マラソンマン”が16強 (8時06分)

【動画】シナーがスーパープレーでブレークポイントをセーブ! (0時00分)

【動画】ジョコビッチ 怒りの抗議、インタビュー拒否 (0時00分)

1月17日

柴原瑛菜組 完勝で全豪OP初戦突破 (22時48分)

加藤未唯組 シード撃破し初戦突破 (21時59分)

大坂なおみ棄権に「気持ちわかる」 (21時02分)

ジョコ 快勝で16強、求婚は断る (19時55分)

大坂なおみ 負傷なければ「勝てたかも」 (18時50分)

大坂なおみ棄権「最後までやりたかった」 (17時53分)

【1ポイント速報】ジョコビッチvsマハツ (17時08分)

大坂なおみ 全豪OP無念の途中棄権 (16時22分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsベンチッチ (15時45分)

アルカラス 2年連続で全豪OP16強 (15時35分)

二宮/エイケリ組 全豪OP2回戦敗退 (13時24分)

青山/穂積ペア 全豪OP2回戦敗退 (11時17分)

19歳ティエン「実感が湧かない」 (8時10分)

世界121位 V候補撃破の大金星 (1時00分)

波乱 メド 世界121位に屈し2回戦敗退 (0時59分)

【画像】錦織圭と大坂なおみのツーショット写真!(投稿内5枚目) (0時00分)

【動画】カメラを激しく破壊するメドベージェフ (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!