２９日に開幕する全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）に第４シードとして出場する世界ランク５位のＳ・チチパス（ギリシャ）は２６日に記者会見に登場。全米オープン後に出場するレーバーカップ（イギリス/ロンドン、室内ハード）で、Ｒ・ナダル（スペイン）、Ｒ・フェデラー（スイス）、Ｎ・ジョコビッチ（セルビア）、Ａ・マレー（イギリス）の「ビッグ４」と同じチームで戦うことについて、「伝説的なことだ」と語った。

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レーバーカップはＢ・ボルグ（スウェーデン）率いるチーム・ヨーロッパとＪ・マッケンロー（アメリカ）率いるチーム・ワールドが単複で３日間かけて対戦するエキシビションマッチ。毎日４試合が行われ、１勝するごとに初日は１ポイント、２日目は２ポイント、最終日は３ポイントを獲得する仕組みで勝敗を決める。

イギリス/ロンドンのＯ２アリーナで９月２３日から開催される今大会、「ビッグ４」に加えてチチパスとＣ・ルード（ノルウェー）の６選手がチーム・ヨーロッパとして戦う。

チチパスは記者会見でレーバーカップに話が及ぶと、「最初に言っておくけど、これは伝説的なことだ」と答えた。

「このチームのラインナップは、まるでジョークだよ。マイケル・ジョーダンとレッドブルのコラボレーション、いや、シカゴ・ブルズと。。（笑）ごめん、頭があちこちに飛んで」

「このチームの一員になれたことは、この上なく光栄なことだよ。正直ロジャーの状態は分からないけど、彼がコートに戻ってくることが何より嬉しい」

「ここ数ヶ月、ロジャーの話題が目立つよね。彼がチームにいて、可能なら最初のシングルスでプレーするなんて、なんという特権だろう。 僕がコート上で経験した最高の体験はすべて、レーバーカップでのプレーだ」

「僕は、偉大なプレーヤー達から多くのことを学んだ。３日間の大会期間を通して、とても意味のあるものをシェアすることができるんだ。僕たちはコート上でもコートの外でも繋がり、素晴らしいアイデアを共有して、このスポーツにとって非常に素晴らしいことの一部となることができるんだ」

チチパスは全米オープンに６年連続６度目の出場で、これまでの最高成績は３回戦進出。２０２０年は３回戦でＢ・チョリッチ（クロアチア）に7-6(7-2), 4-6, 6-4, 5-7, 6-7(4-7)で、昨年は３回戦でＣ・アルカラス（スペイン）に3-6, 6-4, 6-7(2-7), 6-0, 6-7(5-7)のフルセットで敗れている。

今大会チチパスは１回戦で、予選を勝ち上がった世界ランク９４位のＤ・ガラン（コロンビア）と対戦する。両者は今回が初顔合わせ。

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