アメリカの経済誌フォーブスの2022年版テニス選手収入ランキングが25日に発表され、元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)が推定9,000万ドル(約123億円)で男女通じてトップとなった。日本勢では
大坂なおみと
錦織圭がトップ10に入っている。
41歳のフェデラーは現在ひざの負傷の影響でツアーを離脱しており、昨年6月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以降は試合に出場していない。それでも広告収入やテレビ番組などへの出演料、その他事業活動でこの収入となった。
2位には女子シングルスで世界ランク44位の大坂なおみがランクイン。推定5,620万ドル(約77億円)とした。24歳の大坂は5月にスポーツ代理人事業をバスケットボール選手であるレブロン・ジェームスと共同で立ち上げるなど事業を開始。広告収入も加算された。
そのほかには3位に
S・ウィリアムズ(アメリカ)、4位に
R・ナダル(スペイン)、5位に
N・ジョコビッチ(セルビア)ら元世界ランク1位で四大大会を複数制覇したスター選手らがランクイン。6位には昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を成し遂げた
E・ラドゥカヌ(イギリス)が入った。
また、日本勢では大坂のほかに、8位に錦織圭が入っている。
フォーブスが掲載した2022年版テニス選手の収入ランキングトップ10は以下の通り。
※金額は推定
1位:R・フェデラー 9,000万ドル(約123億円)
2位:大坂なおみ 5,620万ドル(約77億円)
3位:S・ウィリアムズ 3,510万ドル(約48億円)
4位:R・ナダル 3,140万ドル(約43億円)
5位:N・ジョコビッチ 2,710万ドル(37億円)
6位:E・ラドゥカヌ 2,110万ドル(28億8,000万円)
7位:
D・メドベージェフ 1,930万ドル(26億4,000万円)
8位:錦織圭 1,320万ドル(約18億円)
9位:
V・ウィリアムズ(アメリカ) 1,200万ドル(約16億4,000万円)
10位:
C・アルカラス(スペイン) 1,090万ドル(約14億9,000万円)
■関連ニュース
・男女の賞金格差 19歳が疑問・錦織 サンディエゴOP出場を発表・東レPPO 3年ぶり開催を発表■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング